『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
スタンリー・キューブリック監督 1964年作品
米ソの核爆弾によるやりとりを描くブラックムービー。
俳優のピーター・セラーズがひとり3役をこなす。
「核」でこうした自体は「きっと」起こらないでしょうが、というか起こってはいけないことですが、新聞などに出る企業の危機管理における不祥事などは、あるいはこうしたちぐはくなやりとりの中で生まれてくる気がします。巨大化した企業の疲弊した組織におこるひずみというものは怖いものです(少し自身の実感を交えて・・・)
そんな映画のハンカチの登場シーン。これはハンカチのしまい処をみることができるレアなケース。
核爆弾をつんだ飛行機がロシアにむかったことを知り、アメリカでは大統領以下、メンバーが揃い会議が行われる。
大統領は鼻のまわりをハンカチでぬぐったあと、そのハンカチをスーツの袖の中にたくしこむ。
ハンカチをスーツの袖にしまうというのはどこかの記事で目にしたことがあるのですが、現実に目にしたのは初めて。でも袖にいれただけでは歩いているときにおっこちそうなものですが、いったいどうなっているのでしょうか・・・?