僕の好きなハンカチ

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、
ハンカチにまつわることを、
H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

29人目は東急東横線、学芸大学にある古本屋「SUNNY BOY BOOKS」の
店主、高橋和也さんにお話を伺いました。
二年ほど前に店頭でハンカチフェアを行ってくださったり
現在もハンカチをお店で取り扱ってくださっています。
H TOKYO、swimmieの作家さん個人の展示も行われていたりと
何かとお店と関わりの深い本屋さんです。
高橋さんの思い入れのあるハンカチについて伺いました。

―わ!けっこう使い込まれた感じのハンカチですね。

ハンカチじゃなくて全部タオルハンカチなんですけど、
思い出深いものと言ったらなんかこういうものになってしまいました。

―全然大丈夫です!
では一枚目から、このハンカチの好きなところと
おすすめポイントを伺ってもよろしいでしょうか?

はい、これは僕が小学生の頃に母が
ハンカチを持たせるために買ってくれたものなんです。
小学校の時はハンカチをしっかり持たせる親で
その反動であまり大人になって持たなくなっちゃいました 笑
なんかこのポパイは気に入ってて、ずっと持っていました。

―長い間持っているんですね。

小学校3,4年くらいからなので、もう20年以上持っていますね。
大人になってからは使う機会が減ってしまったんですけど
結婚して実家を出るときも持ってきました。

―小学生3,4年の時ですとポケットに入れるには大きいような気もしますが
当時はランドセルに入れていたんですか?

いや、これを小さくたたんでポッケに入れて使っていました。
けっこうお尻の方ももこっとしてたのかもしれないです 笑

―ハンカチというよりもタオルだったというのは何故だったんですか?

普通のハンカチも昔あったにはあったんですけど
単にタオルが好きだったっていうのもありますね。
子供だったから柔らかい質感が好きだったのかもしれないです。
中学に入るとキャラものはかわいすぎるので
あまり使う事はなくなってしまいました。

―中学の頃はハンカチを全く使わなかったのですか?

いや、普通のハンカチはたまに使っていました。
親が入学式とか、卒業式とか
何かしらのイベントがあるときは
必ずハンカチを渡してくれました。
親は常にハンカチを持つ人でしたね。

―そうやってご両親は息子にも
式典や大事な時にはハンカチを持つんだよと教えてくれたんですね。

そう教わったつもりがなかなか実行できてないっていうね。。
この年になるともうそういうものとは
全く無縁の生活になっちゃいました 笑

―これは随分と使い込まれているようですね。

これはなんで買ったのかわからないですけれど
中学生の時にユニクロでコラボしていたのを自分で買って
特に思い出とかもなくただなんとなくとってありました 笑

―中学生の男の子が自分でハンカチを買うって結構珍しいですよね?

このデザイナーがすごい好きというわけではなく
なんとなく可愛かったから買ったと思うんですよね。
友達と買いに行ったからその流れで
みんなで買おうみたいになったのかもしれないです。
これも今でも使っています。

―本当に物持ちが良いんですね。
次のは他よりも少し新しい感じがしますね。

そう、このハンカチが一番新しくて、
5年前結婚した時に高校の部活の顧問の先生が
これとマグカップを一緒にプレゼントしてくれました。

―先生と仲が良かったんですね。

結構若い先生で、みんなとも仲の良い人だったんです。
最近はあまり会えていないのですが、
結婚のパーティも来てくれました。

―他にハンカチを使うシーンは大人になってありましたか?

冠婚葬祭では一応ハンカチは持つようにしています。
もしかしたらここだけは教育が残っているのかもしれないですね。
でも最近はこのタオルを持って行っちゃっているかもしれないです 笑

―ハンカチはどのくらいの枚数持っていますか?

この前引っ越す時に少しだけ残してだいぶ捨てちゃって
多分5,6枚くらいですかね。
奥さんの方が持っていると思います。

―ハンカチにまつわる思い出はありますか?

高校生の時はハンカチを持っていくのではなく借りるほうでした。
持っていないと気になる子とのきっかけがつくれる、というか。
ハンカチを洗って返して、次話すきっかけにする、みたいな 笑
よくあんな勇気があったなって思います。

―わ〜すごい、そういうパターンは初めて聞きました!
「あえてハンカチを借りる」というのもそのひとつかもしれないですが
他に好きなハンカチの使い方はありますか?

使い方というか、韓国のブックフェアに出店したときに
swimmieとH TOKYOのハンカチも持って行ったんですけど
韓国って紙じゃなくて布をポスターにする文化があるみたいで
swimmieの大判のハンカチはポスターになるって言って
どんどん売れていきましたね。

―町でポスター用に布が売られているんですか?

そうなんです。布がちゃんとした箱に入って
お店で売られているんです。
ちょっとした高級なポスターとしてって感じですね。
なのでもし韓国進出されるときは
大判のものを作ることお勧めします!

―なるほど!それは新しい発見ですね。
ぜひ参考にさせて頂きます。

―H TOKYOを知ったきっかけはなんですか?

H TOKYOスタッフの大津さんがやっている帽子のブランドのフェアを
うちのお店でやったんです。
その時にハンカチ屋で働いているんだ、って話を聞いて
案外近いなと思って寄ったのがきっかけです。
ちょうどお店もフェアがぽんと空いていたので
じゃあハンカチフェアやりませんか、という話になったんです。
それからは継続してお店でも
H TOKYOのハンカチを置いています。

―せっかくなので高橋さんご自身の事も
聞かせていただいてもよろしいでしょうか。
本に興味があったのは小さいころからですか?

大学くらいからかな。小さいころは全然読んでなかったです。
なんなら姉の方がよく読んでいました。
中高は部活の剣道ばかりやっていたんで
ちゃんと読むようになったのは大学生からですね。

―ご両親はよく本を読む方だったんですか?

そうですね、父は全集とか歴史系で
母はミステリー系が好きで今も読んでます。

―大学に入ってからよく読めましたね。

大学に入ると文献も読まなくちゃいけなくなったのと
元々読むことには抵抗がなかったんです。
むしろ知らないことがたくさんあることに気付けた
面白さの方が大きかったです。

―SUNNY BOY BOOKSの由来はなんですか?

大学の就活の時、本屋や
出版関係の仕事を受けたんですがことごとくダメで。
そんなときふっと降ってきたのがこの名前でした。
負けず嫌いが発揮されて
自分で本屋になってやるって思ったのもこの時です。

―本屋さんの仕事はどうですか?

このお店が出来てもうすぐ5年になるんですが
ここ最近本屋をやっている気持ちがだんだんなくなってきました。
ただやりたいことをやっていてそこに本がある感じです。
SUNNY BOY BOOKSはお店の名前ではあるんですけど
僕自身の活動名でもあるので場所が仮になくなっても
僕が本とかかわっていればSUNNY BOY BOOKSなのかなって思います。

ーありがとうございます。
5年を迎えるにあたり、今後どのようなことをするか
いろいろと考える時期だという高橋さん。
今後どのような活動をされていくのか
とても楽しみです。

――

高橋和也(たかはしかずや)

SUNNY BOY BOOKS 店主

大学卒業後、青山ブックセンターでのアルバイトをこなしつつ
並行して2009年、SUNNY BOY BOOKSの名前で活動を開始。
本屋を経営するほか、作家さんのイベントや
オリジナルで本の制作にも取り組んでいる。

4/28-5/17に
SUNNY BOY BOOKS刊行による網代幸介さんの作品集が
お店で展示と合わせて先行発売されます。
ぜひ足を運んで見て下さい。
http://www.sunnyboybooks.jp

僕の好きなハンカチ

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、
ハンカチにまつわることを、
H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、
お伺いしていきます。

28人目は世田谷線の宮の坂駅にある和菓子店「まほろ堂蒼月」の
職人・山岸史門さんにお話しをうかがいました。
実は3年ほど前H TOKYOの催事でお手伝いいただき
催事以降にも色々とお店のお仕事でお世話になった方です。
その後ご自身の和菓子屋さんを開かれた山岸さん。
どんなハンカチをお使いなのでしょうか?

—ハンカチはあまりお使いにならないと聞いていますが
お持ちいただいたハンカチのことを教えていただけますか?

そうなんです。実は全然ハンカチを使わないんです 笑
だから奥から引っ張り出してきたんですけど。。。

–でも結構使いこんでありますね!

覚えていないくらい昔に自分で買いました。
買った最初の頃はわりと使っていましたね。
たぶん卒業式とかでスーツを着る機会があって
持っておいた方がいいかなと思って買ったんだと思います。
自分の記憶上最初のハンカチです。
冠婚葬祭とかでも持っていた方がいいかなと思ったんですよね。

—このハンカチをなぜ選んだか覚えていますか?

ちょっと地味目なのがよかったのと
青が好きだったのですごくいいなと思って買いました。

—小さいときはハンカチを持っていた記憶はありますか?

持っていたような記憶はあるんですけど。。。
一応持っていたとしてもポケットに入れっぱなしでしたね。
今でもそんな感じですけど 笑
あ!でも今仕事用に使っているのを思い出しました!

—ぜひそれは見せてください!

これですね。
もう破れちゃってるんですけど。
上生菓子とかを薄いハンカチで絞って
線を付けたりするのに使っているんです。

—これはもともとは手を拭くハンカチ用で買ったんですか?

そうです。
ずっと使っていなかったんですけど
仕事用の晒のふきんがちょっと厚いときがあって
しぼりにくいなと感じて
これいいなと思って使っているんです。
この薄さがちょうどいいときがあって。
だいぶ色も褪せていますし結構年期入ってますよね。

—和菓子屋さんならではですね!

はい。新しいハンカチの使い方ですね 笑

—こちらはタオルハンカチですね。

これは「おじいちゃん」って刺繍が入ってて。

—そういえばあだ名が「おじいちゃん」でしたね

そうなんですよ。
友達がたまたま見つけたらしくて
「これおじいちゃんじゃん!」
みたいな感じで買ってきてくれたんです。
なんでもないときのプレゼントでした。
きっとおばあちゃんとかもあるんでしょうね 笑
しかも色も自分で初めに買ったハンカチと
同じ色でしたね。

—これも結構使っている感じがしますね。

これは結構使ってますよ。
バッグに入れて持ち歩いていました。
タオルってわりとかさばりますけど
これはサイズも小さめですし。

—ちなみになんであだ名が「おじいちゃん」なんですか?

腰痛持ちだからです。
腰痛がひどくて腰を抑えてたんですけど
いよいよ立っていられなくなって
座って仕事をしだしたら
「おじいちゃんみたい」って言われて
それからずっと「おじいちゃん」ですね。

—普段からタオルとか手ぬぐいとかは持ち歩きますか?

手ぬぐいは多々持ち歩きますが
あんまり出番はないかなあ。。。
基本バッグの中で忍んでます。
でもなんとなくバッグの中には入れてます。
夏場とかは汗もかきますしね。

―結婚式に行くとか特別な場面では
ハンカチを持って行くこともありますか?

忘れなければ 笑

—-ハンカチとタオルと手ぬぐいだとどれが一番使いますか?

手ぬぐいですかね。
ふきんにもなりますし。
あと武器にもなります 笑

—武器ですか?!
水を含ませてピシピシっ!!って
相手をたたくんですよ。

—それは何の経験ですか?!

いや、時代劇ですよ。
それでやってみようと思ってやったら
痛いんですよこれが。
子供のころ寸止めとかして遊んでましたね。

—今日奥様もswimmieのハンカチを頭に巻いて下さってますね。
お話し伺ってもいいですか?

奥様:大丈夫ですよ。
実はわたし結構ハンカチ持っているんですよ。
これもswimmieで買いました。
すごい色が可愛くて飾ろうかなって思っています。

—使い方としては頭に巻くのもお好きですか?

奥様:そうですね。これは結構使いこんでます。
母と銀座に行った時に買ってもらったんです。
詩が書いてあるのも好きです。
もう1枚のデザインを友達のプレゼントにも買いました。

—ありがとうございます!
ハンカチは何枚くらいお持ちですか?

奥様:こういうきれいなのは10枚くらいはあると思います。

—ちなみに山岸さんは何枚お持ちですか?

これで全部です 笑
だから3枚ですね。

—奥様は普段からハンカチはお持ちですか?

奥様:毎日持っています。
タオルハンカチが一番多いんですけど
swimmieのハンカチみたいな
綺麗なのはおでかけの時に使っています。

—結構銀座のお店に行ってくださっていたんですね。

奥様:そうなんです。
実はH TOKYOと同じ会社のハンカチ屋さんだと知らなくて。
まほろ堂が三宿のH TOKYOのイベントで
和菓子を置いてた時に知ったんです。
それまで分からなくって。
三宿も行きますけど、銀座のお店も結構行きます。
ハンカチバッグも持っていますよ。

—ありがとうございます!とても嬉しいです。
山岸さんはハンカチを新しく買おうと思う時はありますか?

ちょうど昨日松陰神社のnostos booksで
かわいい柄のハンカチを見つけて
久しぶりに欲しいなと思いました。
今日のネタにもなるし 笑
買おうか迷ったんですけどもう少し悩むことにしました。

—ハンカチを選ぶときのこだわりはありますか?

まず柄と素材感ですかね。
かわいいけど水を吸わなかったらやっぱり残念なので
肌触りとかその辺りを見ますね。

—山岸さんはH TOKYOのうちわの催事の時に
お手伝いできて下さいましたね。

そうですね。
ちょうどこのお店を始める前だったので
2014年の夏ですね。
前職の和菓子屋をやめて物件を探している頃で
手が開いてたときにアルバイト
させてもらったんですよね。
羽田の卸先さんでのうちわの販売をやりました。

—そうでしたね。和菓子屋さんだから
日本的でうちわにぴったりだとスタッフで話していました 笑
でも結果的に結構他のこともお願いしちゃいましたよね

でもよかったですよ。
ハンカチのアイロンがけとかワッペン付けとか
面白かったです。
あのまま就職すればよかったですね 笑

—H TOKYOの印象はどうでしたか?

H TOKYOという名前はなんとなく知っていました。
でもうちわを販売する仕事でしたし
「ハンカチ屋さんでうちわ?」という感じで
最初は少しびっくりしました。

—確かにそうですよね。
働いてくださっている時もその後にもH TOKYOのハンカチを
贈り物に使っていただいていましたよね?

そうですね。数回買わせてもらいました。
ハンカチってなんとなく手ぬぐいに比べて
上品なイメージがあります。
プレゼントにはちょうどよかったです。

—ハンカチにまつわる何か思い出はありますか?

ハンカチ屋さんでバイトしたことですよ。
ハンカチにワッペンつけたりする経験も
なかなかできないですからね。

—山岸さんは昔から和菓子屋さんになりたかったのですか?

高校2年生ぐらいの時から和菓子屋と思っていましたね。
高校出てからお菓子の専門学校に行きました。
何か作る仕事がしたかったんですよ。
いわゆるサラリーマンにはなりたくなくて
最初はなぜか料理人になろうと思っていたんですけどね。

—それは何か理由があったんですか?

特にはなかったんですけど。
でも昔からお菓子を作るのは好きで。
母が「べったら焼き」っていうクレープみたいな
ものを作ってくれてたんですけど
それを真似て作ったりしてましたね。

—やはり興味はあったんですね。

そうかもしれませんね。
中学の時に料理人と思ったので
高校も料理の学校に行こうかと思ったのですが
そのときはまず普通の高校に行きました。
ちょうどその頃テレビで「TVチャンピオン」が流行ってて
よく見ていました。
その中で和菓子の世界の色合いとかがとても綺麗で惹かれました。
それでもうその時に和菓子をやろうと思いました。

—それでお菓子の専門学校に行かれたんですね。

はい。
でも最初は洋菓子もいいなと思って。
1年生の時は両方やれたので洋菓子も作ったんですけど
やっているうちにスポンジはうまく焼けないし
バターとか油はベタベタするしやっぱり和菓子だなと思って 笑
2年目からは選択で和菓子を選びました。

—やはり卒業されて和菓子屋さんにお勤めになったんですか?

そうですね。中央林間の和菓子屋さんに就職しました。
おにぎりとかお寿司とかも売っているようなお菓子屋さんでした。
そこに4年いました。
その後に目白の和菓子屋さんに2年いて
次にカフェで3年お茶と接客の勉強をしてから
自由が丘の和菓子屋さんで働いて
自分のお店を開いたという感じです。

—たくさん修行されたんですね。
やっぱりいつかは自分のお店を持とうと思って
やられていたんですか?

そうですね。
和菓子を始めた頃からお店を持てたらいいなとは
思っていたんですけど、2件目の和菓子屋にいる時に
うちのおふくろが亡くなって、それが結構大きくて。
「いつかお店を手伝ってやりたい」って
言ってたのでやっぱりやろうと思いました。
その時はお茶も出してお店で食べられるところを
やりたいって話していたんで
自分もお茶も出したかったですし
接客を全然やっていなかったので
それで探して日本茶を出すカフェに勤めました。

—ご自身が作っている和菓子の中で
一番好きな和菓子を教えてください。

栗蒸し羊羹ですかね。
味が好きですね。

—ちなみに得意な和菓子も教えていただけますか?

包みものが得意ですね。
大福を包むとか。
めんどくさいものが嫌いなんですけど
でも作るんですけどね 笑

—和菓子屋さんは好きですか?

好きですね。楽しいですよ。
辛い時ももちろんありますけど。
特に体は結構しんどいです 笑
力仕事ですしね。
でも和菓子屋は好きですよ。

—ありがとうございました。
インタビューさせていただいている間も
お客さまがたくさんいらしていて
若いカップルや赤ちゃん連れのお母さん、
常連のおばあちゃんなど
みなさんに愛されているお店なのだととても実感しました。
お茶も飲めますので世田谷線での散歩の際は
ぜひお店でひとやすみされてはいかがでしょうか?
またH TOKYOでもイベントでご一緒できたらいいなと思います。

山岸史門(やまぎしふみと)
1976年8月生まれ
まほろ堂蒼月 店主
www.mahorodou-sougetsu.com

私の好きなハンカチ

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、
思い出など、ハンカチにまつわることを、
H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、
お伺いしていきます。

27人目はH TOKYO三宿店スタッフの飯田百恵さんです。
信じられないことに大学生、高校生、中学生の
3人の子供の母でもあります。
少女のようでもあり、しっかりお母さんでもある飯田さんは
スタッフからもとても信頼されている
三宿店のマスコット的存在です。
勤続6年目になる飯田さんは
どんなハンカチが好きなのでしょうか。

—たくさんハンカチを持ってきていただきましたが、
お持ちいただいたハンカチの好きなところ、おすすめのポイントは?

H TOKYOとswimmieのハンカチの中からいくつか持ってきたんですが、
まずはswimmieのリネンのブロックチェックハンカチですね。
どうしてかよくわからないのですが、
この素材感や懐かしい感じがするところや、
大きな黒のチェックがすっごく好きなんです。
縫製がほつれてしまって、ボロボロになってしまったんですが、
それすらも可愛く思っています。

—京都店のスタッフの清野さんも好きなハンカチに
同じハンカチをあげていて、
同じようなことをいっていましたね。
つい最近再入荷したので、私もほしくて買ってしまいました。
※清野さんの「私の好きなハンカチ」

そうでしたよね。
このハンカチの持つ雰囲気が好きでついつい引き出しから取り出してしまいます。
このハンカチだけではなくて、ブロックチェック柄にキュンとして
胸が締め付けられるんですよね。
ブロックチェックへの愛がね…笑
息子たちもハンカチを毎日使っているので
この2枚は息子たち用に買ったものです。
洋服だと持っていないのですが、ハンカチだと見たら
買わずにはいられなくなってしまいます。
それとヘリンボーンもそういう気持ちになります。
あったかいというか、なつかしいというか。
そういうものをハンカチに求めている気がします。

—次はどんなハンカチですか?

これはH TOKYOの細かいドットのハンカチなのですが、
本当は規則正しく並んでいるものが苦手で 笑
怖いもの見たさみたいな感覚と少し近い気もするんですが
気持ち悪いと思いながらも惹かれるものがあるんです 笑
このドット柄は気持ち悪くはないですし薄い生地感も好きで、
2サイズ展開していたのですが、どちらのサイズも持っていました。
子供の野球の応援などで外で過ごす時間が多いので、
大きい方は日除けとしても使っていましたが、
つい先日グランドに忘れてしまい無くなってしまいました…

—わ…残念ですね…

そうなんです。
なぜか大切なお気に入りのものばかりどこかに忘れて
なくなっていくんです…
バッグや洋服のポケットに入ったままになっている
ものもあるかもしれません。

—次のハンカチもいいですね!
スタッフの所持率が多いハンカチですよね。

そうですよね。
これもすっごく好きでキュンときます。
ゴブラン織りの感じも色も全部好きです。
これはプリントされたゴブラン織風なんですが、
荒い折り目の織物が好きなのかもしれません。

—次のシリーズは少し年季を感じますね。

これは中学生の頃に使っていたAtsuki Onishiのハンカチと
高校生の頃に使っていたKENZOのハンカチです。
このAtsuki Onishiのハンカチは結構持っていましたが、
残っていたのはこの一枚でした。
親からハンカチを持つように言われていたわけではないんですが、
好きで毎日持っていましたね。
お小遣いで自分で選んで買っていました。

—中高生にしてはちょっと渋めですね。

そうですよね。
デパートのハンカチ売り場で買っていた記憶があります。
小さいハンカチではなくて大人の大きめのハンカチが好きでした。
自分のお金で買える身近なもので、
制服でもテンションをあげられるものだったんじゃないかなと思います。

小学生の時は制服の腰あたりに安全ピンでハンカチを
留めているお友達がいて、それを自分で真似てやっていました。
そういうのに憧れていたんですよね。きっと。

—小さい頃からハンカチをお持ちですが、
ハンカチが好きだったんですか?

「ハンカチが好き」って思ったことはなかったんですが、
ファッションが好きだったのでその中の一部だったと思います。
でも、ハンカチ屋に勤めてからこんなに意識するようになりましたね。
この機会に改めてハンカチのことを考えたのですが、
服飾の学校を卒業したので、
小物とか子供のものは手作りで今までいろいろ作ってきたのですが、
ハンカチだけは作ったことがなかったんです。
今でも作ろうとは思わないですし。
四角く縫うという簡単なことに思えるのに、なんでなんですかね。
洋裁をする人は多いのに自分でハンカチを作ろうって思う人は
少ないと思うんですよ。
だから、ハンカチ屋さんていいなって思います。

—たしかにそうかもしれませんね。
ハンカチって本当に奥深いですよね。

—こちらのシリーズはハンカチ?ですか?

卒業旅行にイタリアに行った時に購入したものなのですが、
これは素敵だからみんなに見せたい!と思って持ってきたのですが、
ハンカチだと思ってずっと大事にしていたのですが、
久しぶりに出してみたら、どうやらカトラリーを置く
ナプキンだったようです 笑

—でもすっごく素敵ですね!
このお茶目な柄も手刺繍の技術もすばらしいですね。
お宝ですね。

きっと気に入ってくれると思っていました!
ハンカチではなかったけど、見せられてよかったです。

—毎日のハンカチ選びはどのようにしていますか?

その日の洋服に合わせることが多いですね。
差し色にするときもあれば、素材感だったり。
でも持っていくのは一枚だけではないので、
そういうのを一枚は選んで、
だいたい毎日2,3枚を持ち歩いています。
1枚はポケットに入れて、2枚目以降はバッグにいれています。
使わなかったものを取り出し忘れて、
気づいたらバッグの中にたくさんのハンカチ入っていることもありますね。

—昔から2,3枚はハンカチを持ち歩いていたんですか?

やっぱりH TOKYOで働き始めてからですね。
それまでは1枚でした。
持ちたいハンカチが増えたからですね。

—ハンカチを買う時のこだわりはありますか?

もう好きか嫌いかですね。
だからそのときそのときで全然好みが違いますね。

—好きなハンカチの使い方はありますか?

口を拭く、顔を抑える、膝に敷く、鼻をかむ、
テーブルを拭く…とかスタンダードな使い方も好きですし、
大判のハンカチは日除けにしたり、頭に巻いたり、
ファッションとしても使います。

—ハンカチは何枚お持ちですか。

数えたら56枚ありました。
本当はもっとあったはずなんですが、
さっきお話したように、なくなってしまったものも多くて…

—ちなみにH TOKYO/swimmieのハンカチを知ったきっかけは何ですか?

三宿店の近所に住んでいるので、お店の存在はずっと知っていたのですが、
なかなか入るきっかけがなかったんです。
贈り物をする機会があって、子供用ハンカチに
刺繍を入れてもらったのが初めてでした。
子育てもしていたので自宅からも近いし、
ゆったりとしたお店の雰囲気が素敵だったので、
こんなところで働けたらいいなと思い、勇気をだして
「募集してますか?」って電話をしました。
その時は残念ながら募集をされてなかったのですが、
そのあとしばらくしてたまたまHPを見ていたら、募集されていて、
緊張感もあったし近所だからだめだったら辛いなとかも考えて
なかなか応募できなかったんです。
それで結構ギリギリになってしまったので履歴書を直接届けに行きました。

—その時のことを私はよく覚えていて、
「あの人と一緒に働けたらいいよね」と一緒にお店にいた
スタッフと話していました。
今、こうやって6年も一緒に働けていてうれしですね。
入った当初と今とでは違いがありますか?

全然変わってないなっていうことろもありますし。
んー難しい質問ですね。
今はハンカチを求めてお店に入って来てくださる方が圧倒的に多いですね。
先日、息子の担任の先生に「日本一のハンカチ屋さんですよね」って言われたのはびっくりしましたね。
そういうこともあって、H TOKYOの浸透率が違うかなと思います。
あとは、ハンカチというアイテムを扱う雑貨屋さんも増えましたね。

—飯田さんのおかげで近所のお客様が入ってくださることもありますよね。

みなさん、やっぱり入りづらかったんですよね 笑
こんなところがあるんだって、近所のみなさんに知ってもらえて
よかったなと思います。

—ハンカチにまつわる思い出はありますか?

18年前くらいにnakabanさんの絵がとても好きで
展覧会があったので、どうしてもみたくて
レンタカーで夫に運転をおねがいして、
生まれたばかりの娘も一緒に連れて行ったんです。
それくらい好きだったのですが、
近年あまりnakabanさんの活動をおえていなかったのですが、
思わぬカタチでswimmieのハンカチとして
再会したことがすごくうれしかったです。
そのときの自分のことを思い出したりして、
胸がいっぱいになりましたね。

—ありがとうございました。
nakabanさんのハンカチが発売されることを知ったときの
飯田さんの興奮具合が今でも忘れられないです。
また、6年一緒に働いていましたが、
小学生からハンカチをきちんと持っていた
というお話をきいたのは初めてでした。
三宿店は9周年を迎えますが
これからもキュンとするハンカチとの出会いを
一緒に楽しみ、お客様にお伝えできたらなと思いました。

飯田百恵
お店では、接客を中心に刺繍などもおこなう。
刺繍の世界は奥が深く、定番の刺繍に加え、オリジナル刺繍も勉強中。
今年の秋こそなにも考えず、
ひたすら編み物に没頭するだけの時間がほしい。
3児の母。

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