夏のおすすめ/うちわ

東京うちわは、ハンカチのデザインで使用された生地を使い千葉の房総で職人がひとつひとつ丁寧につくったものです。
元々は江戸の職人が の大火をきっかけに竹の産地であった房総に移ったそうです。
国産の竹を使い、分業で多くの職人の手を経てうちわになっています。

扇子はせいぜい自分だけしかあおげないパーソナルなものですが、うちわは職場や自宅で、周りのひとにも風を送ることができるコミュニケーションを生むものではないでしょうか。

包装でつかわれているパッケージは、シーズンが終わったら翌年まで取っておけるようにレコードのジャケットをイメージして、厚紙でつくりました。差し上げる場合は、そんな一言も添えると喜んでいただけるでしょう。

柄はそれぞれほとんどが1点ものです。お気に入りのデザインをみつけてください。
お中元や帰省のおみやげなどにも人気です。

三宿、丸の内のH TOKYO店舗では、恒例の国産の線香花火もお取り扱いしています。
打ち上げ花火のような豪快さはありませんが、 と変化する小さな完成された世界観にはたまらないものがあります。飾らないシンプルなパッケージも素敵です。合わせてギフトにどうぞ。

お取り扱い店舗
日本橋 三越 7月24日~
銀座 三越 7月24日~
新宿 伊勢丹メンズ館 お取り扱い中
新宿 ルミネ 7月23日~8月4日
渋谷 ロフト お取り扱い中
渋谷 パルコ ロゴスギャラリー 7月26日~8月6日
福岡 岩田屋 お取り扱い中
京都 伊勢丹 8月上旬~
*お取り扱い期間などは変更になることがありますので事前にお問い合わせください。

Asakura Kouhei EXHIBITION 7.20-7.31

Asakura Kouhei展示始まりました。
今回新作ハンカチのモチーフになっている「PATTERN OF VIEW」他、新作、過去の作品を展示していますので、ぜひ足をお運びください。

クッションの受注生産の受付他、iPHONEケースやバッグ、Tシャツも販売します。

期日:7月20日(土)~7月31日(水)
店舗:三宿店

* 新作ハンカチ「PATTERN OF VIEW」は、東京原宿の展示に合わせて販売開始しましたが、人気で現在品薄となっています。「SNAKE DANCE」と「PATTERN OF VIEW」は追加生産中ですので、ご希望の方につきましてはご予約承ります。スタッフまでお声掛け下さい。

お別れを告げる

檀ふみが初めて父である檀一雄の住む能古島を、父のニューヨークの知人と訪れた後、島を出るシーン。
最期の別れを象徴する使われ方。

『緑の丘にポツンと赤い屋根の父の家は、海の上からでもよく見える。
「ほら、あそこ」と、ネピアさんと指を指して確かめあっていたら、家のかたわらで、両親がハンカチを振っているのに気がついた。人影はみるみる小さくなっていったが、白いハンカチはだけは、いつまでもゆらゆらと輝いている。
ネピアさんが、涙に目をしばたたかせていた。私まで、じわりと胸が熱くなってきた。

それから間もなくして、父は福岡の病院に入院し、そのまま帰らぬ人となった。』
檀ふみ 『父の縁側、私の書斎』

檀一雄は著作でもたびたびハンカチが登場するが、自身の生活の中で使用していたのがわかる。
白いハンカチというのが何とも印象深い。

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