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SOC TOKYOのパッケージでPENTA AWARDSの金賞を受賞された
KEIKO AKATUKAさんにインタビューをしました。

現在、三宿店他、特集・販売もしておりますのでぜひ店舗にも
お立ち寄りください。
http://htokyo.com/?p=6764

(1)ロゴとパッケージデザインについて

・SOC TOKYOのロゴデザインは
色々な経緯を辿ってここまでたどり着いたかと思うのですがいかがですか?

赤:最後にパッと案を出したのがたしかこれでしたよね 笑
オーナーさんが「ピン!」と来ているのが見えて
「あ!良かった!!って思ったんです。

・でも赤塚さんのデザインをご存知の方は意外に感じてました。

赤:そうですね。いつもは描写的な方向に仕上げるお仕事も多くて
そうなると女性的なものも多いんですけど
なにやってもいいよという風に言っていただけたときは
SOC TOKYOのような方向のデザインをしていて、
今までの自分の流れの中にもこの方向のデザインがあると思います。
シンプルさがありながら、でもちょっとかわいいみたいな感じですかね。

・こういったデザインのイメージはどのように考えて行ったのですか?

赤:まずはコンセプトの「AN INSPIRATION BORN FROM YOUR FOOT」
から考えて行きました。脇役である靴下はコーディネイトの最後になるか
もしれないけれど靴下からコーディネイトするようなそんな靴下であって
欲しいという思いでちょっとしたイノベーションを考えていったんです。
そこからインスピレーションの伝達の仕方として周波とか見えない何かを
かたちにしたいなと思って。
ロゴのこの「うねうね」は脳に到達するイメージなんです。

・このパッケージは仕事で使うようなファイルをイメージさせるような
ところが特徴的なデザインだと思うのですが

赤:はい。最初はフランスパンの袋とか「袋」で考えていたんですよね。
でもそれでは沢山入らないなと思ったんです。
パッケージの突き詰めたところとは、梱包材がいらないとかたくさん入るとか
そういうところが大事だと思うのでいっぱい入る方法は?と思ったときに
ファイルはどうかなって思ったんです。

・ファイルって言う発想が靴下のパッケージとしてでてきたのはすごいで
すよね

赤:ファイルなら4足は入るし、6足パンパンにいれちゃうとかも出来るし
靴下デザインのイメージでもあった「アイビー」っていうテーマにファイ
ルは合うなと思って。学生みたいな。
外はシンプルに見えて開いたときの楽しさがでるようにというところも
大切にしました。
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KEIKO AKATSUKA
Designs like Perfume.時には薬となり、時には華やかに調合され、五感で
感じとるデザイン。パッケージデザインを中心に、グラフィックデザイン、CI/VI、
ディスプレイデザイン、ファッションデザインまで幅広く手がける。
http://keikored.tv
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(続く)