魚譜画家である長嶋祐成氏の新作ハンカチが完成しました。
人気のカタクチイワシ、フグに続いては
クラゲとイカが登場しました。
※ハンカチの発売は8.18からです。

この発売を記念し、フェア・原画の展示を行います。
ブックレット「黒潮魚の譜」やポストカードなども販売します。

ぜひこの機会に長嶋氏の描く緻密で魅力あふれる
魚の世界に触れてください。

8.18-8.31 三宿店、丸の内店、京都店
※原画の展示は三宿店のみで行います。
※ポストカードやブックレットは各店に並びます。

今回発売されるハンカチは以下の2種類です。

●uonofu / クワイカ・パターン

夕暮れ時の石垣島の港に、仕事を終えたおじさんが
釣り竿を持ってふらりと現れます。
狙いはクワイカ。晩酌のお供にするのでしょうか、
ホイホイと2、3杯釣り上げてもう帰り支度です。
地面に横たわったイカたちはなんとも無力に美しい体色を
ぐるぐる変化させるだけですが、
海の中で出会うかれらの泳ぎは打って変わって実に滑らか。
艦隊のように隊列を組んで、それを縦に横にと自在に組み替えながら、
青く煙る深みの方へと去っていきます。

●uonofu / 海月、音なく浮かぶ

海月(くらげ)には無音の世界が似合います。
いえ、世界を無音にする力がある、と言ったほうが正しいかもしれません。
かれらがただ浮かんだり、傘を閉じ開きして泳いだりしている姿を眺めていると、
それが海の中であれ水族館であれ、
すうっと音が遠のいてゆくように感じるのです。
シンと静まりかえった世界には、自分と目の前の海月だけ…
それが、「魅入られる」ということなのかもしれません。

長嶋祐成 Yusei NAGASHIMA
魚譜画家。1983年生まれ。釣り上げた手の中で、飼っている水槽で、
潜った海で、あるいははたまた鮮魚店の灯りの下で、
魚や水の生き物たちが魅せる表情や身のこなしをいきいきと描きます。
www.uonofu.com