手を拭くのに良い素材としては、
ハンカチとして最も一般的に使われる天然繊維の綿でしょう。
前回紹介した質感、重み、大きさなどで判断します。
機能面では、吸水性が良くて、
さらに乾きも早いので、一番のお勧めはリネンです。
吸水性はコットンの4倍ともいいます。
ただし価格はコットンより高めで、
独特のシャリ感による肌触りの好みの問題あります。
さらにしわになりやすいという特性もあります。
素材以外で大事なポイントは、触り心地です。
肌に触れて好きかどうか。
視覚に頼らず、触覚を研ぎ澄ませて
自分の好みで十分に吟味してください。
やわらかい生地が好きなのか、生地のなめらかさか、
シャリ感が好みか。
一日何度も触れるものなので、
触れた時に感じるものも実は重要な要素です。
さてスーツスタイルで秘かに人気があるのが、
キッズ用など小さめのハンカチです。
その理由は、トイレでハンドドライヤーを使用した後の
仕上げ用に使うからとか。
ハンドドライヤーを使用しても
なんだか完全に乾いた感じがしないですし、
やはりハンカチで拭いている姿も様になります。
もう一つはポケットにいれてかさばらないので
邪魔にならず気にならないところもポイントのよう。
柄によってはポケットチーフにも流用できて一石二鳥ですね。
さてあなたのハンカチ選びの一助になりましたでしょうか。