新しく、写真家の瀬尾拓慶さんの作品が、H TOKYOのクリエイターハンカチに仲間入りです。
サバンナで出会った野生動物たちのダイナミックな魅力が、クオリティの高いプリントで表現されています。
4種類のハンカチは、すべて少し上品な光沢のあるサテン地で、小さなスカーフにもなるサイズ。
動物好きのお子さまへのプレゼントにはもちろん、大人にも贈りたいハンカチになりました。
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車の屋根をスコールがノックする。
前を見ると、道があったであろう場所は川のように水で満たされていた。
しばらくどうするか悩んでいると、そこへ想定外の来客が。
キリンの大群だ。彼等は長い首で器用に水を飲んでいる。
奥にはシマウマの姿もうっすらと見えていた。
なんとも印象的で美しい光景だ。
雨季から乾季へと移り変わるこの時期。
彼等は水と食料を探し求めて大移動をする。
何十キロも遠くから漂う雨の匂いを頼りに。
常に襲いくる困難の中、常に希望を見つめて歩き続ける。
きっと、再び出会うことはないだろう。
だからこそ、その姿だけでも今ここに残そう。
あの象は、推定70歳くらいだろう。
密猟者もいるから、なかなかここまで生きることはできないんだ。
共に旅をしているドライバーの言葉が耳に入る。
この大地をその瞳は見続けてきたのかと思うと、
なぜだか込み上げてくるものがある。
立派な象牙が歴史を物語り、立ち姿に心が震える。
今、彼はどうしているだろうか。
いつかまた会えたなら。
オスライオンの全力疾走。
目の前で始まったその光景に目を奪われた。
実はこの先には、獲物となる猪が走っている。
風が撫でるタテガミ、躍動する肉体に王の力強さを垣間見る。
なかなかオスがこういった活動的な姿を見せてくれる機会が無い為、
撮り逃すまいとシャッターを切った。
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ハンカチ発売を記念し、各店でフェアがスタートしています。
フェアの期間限定で、瀬尾さんの奏でる音楽もついた作品集もお手に取っていただけます。
オンラインストアのフェアはこちらです。
|期間限定取り扱いの書籍
瀬尾さんの言葉や音楽とともに楽しめる写真集です。
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■瀬尾拓慶 新作ハンカチ展 -サバンナのひかり-
2024/7/20-8/2
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瀬尾拓慶
美術作家 /イラストレーター
1990年4月24日神奈川県川崎市生まれ。
多摩美術大学環境デザイン学科卒。
RICOH Imaging PENTAX広告塔。
横浜日吉にてImaging Gallery GLEAMを運営、常設展示。
展示や広告等に写真、デザイン、記事、楽曲を提供。
写真に合わせた作曲、ピアノの即興演奏も行う。