スタッフ募集にあたり、改めてスタッフがどんな風な気もちで働いているかインタビューしてその感想を聞いてみました。

一人目のインタビュー
二人目のインタビュー
スタッフ募集要項

三人目四人目は勤続年数4年の三宿店店長の岡崎伊都子と勤続年数1年の
岡崎夏奈子姉妹です。

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どうしてH TOKYOで働こうと思ったのですか?

伊都子「最初は求人サイトで募集を見ていて
ハンカチ屋さんがあることは知っていたのですが
ある日友達の結婚のお祝いにハンカチを買いに行ってみたんです。
その時現在マネージャーである大津さんに接客をしてもらって
リラックスして買い物ができたし、お店の雰囲気も
すごく良かったのでここで働こう!と思って
その日にすぐ履歴書を出したんです。」

その時は別でデザインのお仕事をしようと思っていたんですよね?

伊「そうなんです。前職を辞めてデザインの仕事を
フリーでできたらと思っていたんです。
なので週3くらいの募集もすごくちょうどいいなと思って。
いつもパソコンとばかり向かい合っている仕事だったので
人と話す仕事ができたらなって。
なので接客・販売をやろう!と思ってお店に入ったのですが
オーナーから『せっかくデザインできるんだからやってみない?』
と声をかけてもらってハンカチのデザインや他にも
たくさんデザインのお仕事をいただけて、
本当に棚からぼた餅状態でした」

その後仕事の日数を増やして行った感じでしたよね?

伊「はい。働きはじめて1ヶ月2ヶ月くらいのときに
ここの働き方がすごく自分に合ってるなと思ったんです。
同時にフリーでデザイナーをやるのが向いてないことに
気がついたんですよね 笑 それを大津さんも察知してくれて。
そこから相談させてもらって週5くらい入れてもらうようになりました」

夏奈子さんの働くきっかけは何でしたか?

夏奈子「姉がいたからですよね 笑 姉がすごく楽しそうに
働いているのをみていいなと思ったんです」

まずは短期で経理のお手伝いにきてくれたんですよね?

夏「そうなんです。そのときは簡単にまとめておく
仕事をさせてもらっていました。。
でもあくまでお手伝いだったので就職先を探さないとと思って
派遣で経理をはじめたんです。」

派遣で働いてみてどうでしたか?

夏「経理として派遣先でやっている仕事と
H TOKYOでやっていた経理の仕事の差をすごく感じて
H TOKYOでももっとちゃんとやりたいって思ったんです。
それまでは正直仕事はお金が稼げればいいって思っていた
んですけど 笑 仕事をすることへの喜びを
その時見いだせたんですよね。」

やりがいみたいなものを感じてくれたんですね。

夏「そうです。たとえわたしのやる気があっても
そんな仕事は任せられないって言われたらそれまでですけど
それをどんどんやらせてもらえて任せてもらえたことによって
さらに気持ちが高まりました。」

二人がそれまでしていた仕事はなんですか?

伊「わたしはデザイン事務所のアシスタントを経て
ドーナッツ屋のインハウスのデザイナーとして
半年店頭に立って、4年ほどお店のポスターやポップの他
グッズ等販促物一式を作っていました。」

夏「わたしは数字の魅力にはまって 派遣で経理をしていました。
1+1=2って決まっている世界にぐっときたんですよね。
でもひとつの会社でやれることって限界があるので
いろいろな会社を見たいなと思って派遣の経理を選びました。」

夏奈子さんは今回一度HTOKYOを卒業しますよね。

夏「はい。気持ちとしては経理的な事務作業はできるけれど
財務的な分析とか予測とかができるようになりたいので
今一度勉強に出たいなと思っているんです。
できたらここに戻ってきて経験したことを
行かせたらなと思います。」

伊都子さんは4年の間どんな仕事を担当していますか?

伊「最初は主に販売をやっていました。途中から
ありがたいことにデザインの仕事を任せていただけたので
販売をしながらハンカチのデザインや細かいお店のPOPなどの
デザイン等をやらせてもらいました。
3年半働かせてもらった時に店長になりました。」

伊都子さんも途中1ヶ月くらいデザイナーさんのもとに
アシスタントとして働きにでましたよね。

伊「そうなんです。本のデザインのアシスタントの
お話をいただけたのでHTOKYOのお仕事を少し
お休みさせてもらえないか相談させてもらいました。
いつかH TOKYOで本を出したい!ってなったときに
それに応えられるデザイナーでありたいなと思って。
すごく勉強になりましたし、そんなことも相談できて
ありがたい環境だなと思います。」

夏奈子さんのお仕事内容を教えてください。

夏「経理の仕事で主に請求書の処理です。
仕入れの支払いと売り上げの管理ですね。
勤怠管理も担当しています。
あとは片付けが好きなのでよく片付けもやっています。」

夏奈子さんは経理ばかりでなくお店にも立っていますが
そのあたりはどうですか?

夏「本当は苦手です。でもやっぱり喜んでいただけるのは
嬉しいですし、実際自分が見ている請求書はどこの何なのかが
分かるので理解も早いと思います。」

働く前のイメージと働いたあとのイメージはどうですか?

夏「仕事が多いな!って思いました。
どうしてもひとりひとりにかかる仕事量は多いかなと思います。
わたしのように販売と兼務するなど、自分の仕事が終わったら
終わりではなくってみんなで出来ることはやっていく
みたいな感じかなと思います。
今までは分業制という感じのところで働いていたので
自分の仕事だけをわりきってやって来ました。
なのですごくギャップはありました。」

伊「わたしが入った4年前は
大津さんともよく言っていますが魔女の宅急便の
お店番みたいにゆったりしているイメージはありました。
実際はそうでもなかったんですけど 笑
でも外から近所の人たちが手を振ってくれたり
常連のお客様とゆっくりおしゃべりしたりして
すごく楽しい時間でした。
そこからいろんなことが徐々に増えましたね。
でもそれってとっても楽しいことだなって思ってます。
お店が増えたり、自分なりに不安や葛藤はありましたけど
次々に舞い込む企画を色々任せてもらえたりして
忙しいけれどすごくやりがいはあります。
それに応えたいなって思います。」

働いていて楽しいことはなんですか?

夏「人間関係です!それは本当に言いたいです
誰と組んでも楽しいし、誰と一緒でも楽しいです。」

伊「わたしもそう思います。働く上でやっぱりそれは
一番大きいと思うんです。
言いたいことや困ったことを伝えられる上司や
社長がいることも大きいです。
社長に『どうしてそれやるんですか?!』とかまで
今まで言ったこと無かったですし、
それに対して真摯に応えてくれて
行き先がよく見えるので安心してついて行けています。
姉妹共々雇ってもらってますしね 笑」

社長のことも少し教えてください。

伊「信頼してある程度のことを任せてくれる人です。
そこまで信じてもらえるってなかなか無いと思います。
話もよく聞いてくれますし、時々は弱音も吐いてます 笑
素が褒め上手で言葉にしてきちんと伝えてくれる人なので
やる気にさせてくれますね。」

H TOKYOで身に付くことはなんですか?

伊「自分は今までの学校や会社もデザイン事務所や飲食だったので
生地や素材のこととかも全然知りませんでした。
なので素材や模様のことなどをたくさん知ることが出来て
外に出たときも楽しかったです。電車の中とかでも
『この人が来ているシャツ、うちのハンカチにもある!』とか
『リバティープリントってこれだったんだ!』とか
発見がたくさんありましたね。」

夏「わたしは経理ですが社会保険のこととかも任されているので
任されたからには自分がちゃんと知っていないとだめだなって思って
調べて行くので経理業務以外にも身に付くことが増えて行くと思います。」

伊「あとは自分きっかけでハンカチを持つようになってくれた人が
多くてすごく嬉しいです。ハンカチの良さが身近な人から
広まって行くのも嬉しいです。わたしたちはハンカチ文化を
広めて行く担い手になるという使命もありますから!」

夏「働いている人もそうですよね。わたしもハンカチは持って
いなかったんですけど今はランチのときに机に敷いたりとか
かなり便利だなって思って毎日使っています。」

将来HTOKYOでどんな自分になりたいですか?

夏「この会社でお金を稼ぎたいです。
贅沢をしたいということではなくって会社に集まる皆さんが
余裕をもった人生を送れるようにお金を稼げる会社にしたいです!
そのために勉強しに出ていきたいと思っています。」

伊「せっかく見つけたわたしが楽しく働ける場所なので
それを継続していきたいなと思いますし
後に入ってくる人たちにもそう思ってもらえるよな場所に
できたらいいなと思っています。
デザイナーとしては周りの皆さんが『何か作りたい!』と
思ったときに応えられる自分でいたいなと思います。
よく皆で話しているんですけどおじいちゃんおばあちゃんになっても
仲良くハンカチのシール貼りとかできたらなって思ってます。」