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せんすよりうちわがいい。
せんすはあくまでパーソナルなものだが、うちわにはコミュニケーションがある。
自分だけでなくお隣さんをあおいであげたくなる。
そんな気がする。
ハンカチも、デザインがすてきだとか、ちょっとした使い方でコミュニケーションツールになる。
そういったものであってほしいと常々願っている。
そんな訳でハンカチとうちわはともだちだ。
うちわは持ち歩くのには不便だが、別に持ち歩かずに、家と仕事場でそれぞれひとつずつ置いておけばよい。
その分あおぐ力強さよ。
外では別にせんすを持ち歩いてもいいです。
いざ百貨店で探そうとするとうちわはあまり置いてない。
父の日前になるとハンカチ売場の近くに扇子コーナーなどあるが、うちわはたいがいない。
うちわはぞんざいに扱われている。
ということで、ハンカチと同じ生地でうちわをつくりました。
なるべくもっとカジュアルに親しみやすく、そして大人の上品さを。
大胆にあしらったオリジナルドットのリネン生地で透け感のある上質な素材。
うちわは江戸が発祥の房州(千葉県南房総市、館山市近辺)のうちわ。
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そうしてようやく完成したH TOKYOオリジナルうちわ。
ハンカチとご一緒に涼を楽しんでみませんか。
*今年はなかなか生産間に合わず、各2-3本限定の希少品です。
*H TOKYO本店でのみ取り扱っています。
【カラー】 ドット5色、サックス、ホワイトの無地2色。
【サイズ】 (大)扇面:縦27cm×横29cm、柄長:13.5cm (中)扇面:縦23cm×横24.5cm、柄長:14cmの2サイズ。
【素材】 表地:リネン100%、裏地:紙、骨組み:竹
【原産国】 日本製
【価格】 大3,150円、中2,940円
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シンプルな無地のうちわも捨てがたい。
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手元の竹をよくご覧下さい。
一本の竹を48ー64本に割って骨になっています。これらを職人が手作りでひとつひとつ手作りしているなんて、とても信じられません。
8割近くが中国製になる中、日本製の竹を使い続ける数少ないところで生産をお願いしました。
製作には全部で21の工程があります。
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カップルで揃えてあおぎ合うのも、うらやましいです。
ちょっとうちわに興味をもたれたら、もう少しうちわについて知ってみても。⇒うちわを知る