Design meets Craft出展のお知らせ

Design meets Craft
東のデザインと南のクラフトが出会う場所
福岡VIOROに出展します。
H TOKYOでは大図まことなどデザイナーとコラボレーションしてつくったシリーズや、職人による手巻き(ハンドロール)のハンカチなどを展開します。
よろしければお立ち寄りください。
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[開催概要]
期間:2010 年4月21日(水)~2010 年4月25日(日)
時間:11:00 - 21:00(最終日18:00 まで)
場所:VIORO B2 展示スペース
主催:VIORO、デザイニング展事務局
[販売]
期間:2010年4月21日(水)~2010年5月9日(日)
場所:VIORO B1F bookmark bibliotheque
[コンセプト]
もはや大量生産の時代は終わり、工芸的な技術や手仕事によるものづくりが再び注目を集める時代となりました。
デザイナーたちはクラフトへの、そして職人や技術者たちはデザインへの熱い眼差しをもって、様々な方法でアプローチし、これま
でにない魅力的なプロダクトが生み出されています。それはデザインとクラフトの境界を超えた幸せな出会い。
ここ福岡を基点として、東(東京/大阪/静岡)のデザインと南(九州)のクラフトから、それぞれの境界を超えるような楽しくて
美しい作品をご覧いただきます。東と南を繋ぐ、まさにDESIGNING?な展示会。
期間中はデザイナーや職人によるワークショップを開催し、その技術や思想を間近に体験することもできます。
[出展作家]
■東のデザイン
デザイナーデュオ能登夫妻(埼玉)
共栄design(静岡)
501DESIGNSTUDIO(埼玉)
cochae(東京)
FormlessDesign(東京)
H TOKYO(東京)
PANTALOON(大阪)
PRODUCTIVE MIND(神奈川)
studio note(東京)
■南のクラフト
木工作家アキヒロジン(鹿児島)
西海陶器株式会社(長崎)
漆工藝 宮城壮一郎(宮崎)
BAICA(大分)
obisugi design(日南飫肥杉デザイン会)(宮崎)
ONE KILN CERAMICS(鹿児島)
tari*jutan(鹿児島)
詳細はこちらもご覧下さい。

シャツカチあれこれ。その2

そんな風にしてシャツをつくったり、扱ったりしていると自分のシャツがより一層大事になってくる。
それで着られなくなったシャツが何か捨てるにしのびない。形が気にいっているので、今度つくるときまでとっておこうとか、なんだかんだ理由をつけておいておく。それでむやみとシャツがたまってくる。
袖や襟が傷んだ場合は、同じ生地をもっていればつくれる。クレリックでよければ付け替えは可能だが、いつもクレリックというわけにもいかない。カジュアルなシャツなら汚れなどは染め替えもできるがビジネスシャツだとそうもいかない。
クローゼットを開けると着ないシャツが1/3位占めている。
それを毎回みていて、ふと自分はハンカチ屋だったことに思い至る。灯台もと暗しとはこのことで、答えは意外に身近なところにあった。
それでも実行に移すには、作り手の了解が必要。面倒だからと断られるかと、工場まで伺い、想いを説明し、おそるおそる尋ねると社長の方は前向きにやっていただけることを了解してくれた。そのときに工場にいた縫い子さんがこの前ちょうどシャツを捨ててしまったわよ!と残念そうにいっていたのが印象的でした。
そんなこんなで始まるシャツカチ、初めてのことでいろいろあると思いますが、お客様もこれに関わってくれるみなさまも、どうぞよろしくお願いします。

シャツカチあれこれ。その1

シャツカチをはじめようと思ったきっかけなど。
社会人になって、ワイシャツを着始めた。
会社も紳士衣料を扱う売り場が配属で、その後本部にいき、海外での製造管理をしながらバイヤーたちと仕事をしたり、その後独立してハンカチのお店を立ち上げた。その中で自分でシャツを買うことから始まり、オーダーで仕立ててもらったり、生地は自分で手配してつくってもらったりとしていった。
シャツは自分でアイロンをかけるというのは、本部にいって紳士のバイヤーは当然すべきことと知って、自分も始めた。アイロンをかけているとワイシャツがどのようにつくられているかよくわかる。それと愛着がわく。
アイロンのかけかたは、ひとそれぞれだろうが、自分はのりは使わずに、綿の生地自体の感触を楽しめるやわらかいプレスを好む。
リネンウォーターはほんのりとさわやかな香り付けをしてくれるので、着ていて気持ちよい。
アイロンをかけるのには、アイロンがまず大事で、次にアイロン台であろう。アイロンはティファールをつかっている。グレードがいいやつほどかけやすい。アイロン台は斉藤アイロン台。これらはH TOKYOでも使用している。
最近作ったシャツは、生地はハンカチでも展開しているものと同じ生地。ザンデザインの山神さんに仕立てていただいた。
現在、お店でディスプレイしている。
このシャツは現在の自分のライフスタイルを話しながらつくったもので、カジュアルにもつかえるように裾は短めで
、パンツからだしても着用可。自転車によく乗るのでその際にあまりはためいてみっともないように裾にちょっとした重りがついている。これは山神さんが用意してくれた細かいところにこころが行き届いたアイディア。
最大の特徴は後ろ身頃脇にハンカチポケットをつけているところ。自転車に乗りながら、さっと利き手の左手でハンカチを取り出せる。


(続く)

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