GOODBOY HANDKERCHIEF

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「よいハンカチをもった男の子は、きっとすてきな大人になる」

正しくきれいに折り畳むこと。
毎日もちあるくこと。
自分のものを大事にすること。
手を洗ったら、拭くこと。
上質なものにふれること。
そういったことを普段の生活から身につけて、よい大人になってほしい。
そんな想いをこめた良質な生地、日本での丁寧な縫製のハンカチです。
ネーム裏に名前が書けます。
手提げ代わりにもなる包装紙は贈り物にも喜ばれそうです。
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正しくきれいに折り畳むこと。
折り紙できれいに鶴が折れるといったことにも通ずる、手を日常的に動かすことは、手先の器用さ、几帳面さにつながるのではないでしょうか。

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毎日もちあるくこと。自分のものを大事にすること。
なくても一日をやり過ごせてしまうものも、あればより充実した一日になる。面倒なこと、楽な方に流れてしまうのを、きちんとハンカチをもっていくこと自体が貴重なことかもしれません。そして名前がはいったハンカチであれば一層大事にするでしょう。

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手を洗ったら、拭くこと。
日本人が清潔を好み、衛生概念がしっかりしているのは、小さな頃に身につけた習慣かもしれません。またさっとポケットからハンカチを取り出す姿自体がスマートに感じます。

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上質なものにふれること。
見ることばかりの視覚偏重な世の中で、さわって感じること。触覚はもっと重要視されてよいのではないでしょうか。
美しい風景、著名な作家の作品を美術館などでみることが推奨されるように、良い生地に触れることは、
大げさな言い方かもしれませんが、高い感性を養うlことにつながるはずと信じています。

そしてきっと素敵な大人になってほしい。
そんな想いを込めたハンカチです。

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僕/私の好きなハンカチ

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、
ハンカチにまつわることを、
H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

18組目は公私ともにお付き合いさせていただいている田口陵さん、杏奈さんご夫妻です。
「H TOKYOに出会ってからというもの…」と、
どこかのCMのように私たちをもちあげてくださる愉快なご夫婦。
個人的ながら理想的で憧れの夫婦の中の一組です。
お二人の生活にどんな風にハンカチは寄り添えているのでしょうか。
私たちにとっても、思い出深いハンカチもご紹介いただきます。

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—まず一枚目のハンカチはなんといってもこちらですよね。
わ~、ひさしぶりの再会です。「I ♡ アンナ」

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杏奈:そう!ホワイトデーに、たぐ(旦那)からもらったハンカチで。
つき合って初めてのバレンタインの時にふざけて、
「I ♡ RYO」ってかいてある大きなロリポップキャンディをプレゼントしたら、
そのお返しにこのハンカチをホワイトデーにもらいました。

陵:あ、そうだ、今思い出した。5年くらい前だよね。
あれに勝てるのはこれしかないって思って。
フォントもファンシーなやつをわざと選んで。
枠内*のみんなと相談しながらふざけてつくったんだよね。
(*H TOKYOで働いたり、集ったりする女子たちの総称:田口夫妻の命名)

—もらったとき正直どう思いました?

杏奈:うわっ!って 笑

陵:自分のプレゼントがその前にあるでしょ 笑
それにこたえて、引かれるっておかしいでしょ 笑

杏奈:ヒップホップで言うところのコールアンドレスポンス的な 笑
メッセージ入りっていうのはもらったことがないから、すごくうれしかったけど。

陵:お互いに名前入りのおもしろいのをあげてるんだけど
ハンカチは残るけど、
キャンディーはドロドロに溶けて、結局食べずに捨てたしね。
そういう意味でもハンカチはよかったよね。

—確かにそうすね!5年前でもまだまだキレイですし。

杏奈:お弁当包みにしているから、実は結構シミがついて汚れてる 笑

陵:使い方として、それはあつかい的にはどうなんだろうね。

—いいんじゃないですか?お弁当食べるときにみんなに見えますし。

杏奈:だから、この刺繍の部分が見えないように広げてますね。
包むときはこれがでないように包んで 笑

陵:全然あつかい悪い 笑
話をきいているとなるべく見せたくないって 笑
でもやっぱり、身につけるものじゃないから、結構むちゃしてもいいと思って。
刺繍のオーダーをしたとき、枠内みんなにはやし立てられたよね。
杏奈は「カタカナにしなよー」とかみんながいってた気がする 笑

—すみません…たしかに相談というよりは、みんなではやしたてましたよね。
渡すときは一人なのにね。いろいろ言いましたね、楽しかったです 笑

陵:でもそうおもうと、つくっておいてよかった!
なつかしい、みんなの思い出だよね。

—確かにそうですね。
私たちもこのハンカチのことをずっと覚えていましたし。
これがあったからこそ、田口夫妻とより仲良くなれたのかもしれませんね。
それほどのインパクト!大事ですね!

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–このハンカチはかせきさいだぁさんのイラストですが、
田口さんがグラフィックデザインのお手伝いをされましたよね。
デザインはどういう風にされたんですか?

陵:これはもう、かせきさんがこういうのやりたいっていうのがあったから、
かせきさんに従ってって感じで。
いろいろかいてもらったのをレイアウトしたんだよね。
今までグッズはTシャツとかいっぱい作ってきたんだけど、ハンカチは初めてで。
ハンカチってメインを「どん」ていうことでなくて
柄(パターン)で成立するから、
かせきさんのハンカチ一発目なら、サングラスでしょ!みたいなのがあったから
結構ストレートにでてきた柄だよね。
メガネとハグトンはマストでしょって感じで。
このメガネ柄と一緒にハグトンのハンカチもつくったんだよね。

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—田口さん自身でデザインされるとしたらどんなものをつくりますか?

陵:ハンカチではないけれど、スカーフのデザインをしたことがあって、
そのときはスカーフが四角だから、おもいついた四角のものを書き出して
見た目でおもしろいものをレイアウトしました。
大きなスカーフは全体が見えることよりも、
最終的に巻いたり、くしゃってさせて使うから、
色味がきれいな、面白いものをたくさん散りばめて、
広げたら、こんななんだ!っていうのを作ろうと思って。

映画のBACK TO THE FUTURE 2にでてくるピザ屋のマークとか、
ビックリマンチョコのシールの背景とか、
駄菓子、カステラ、ポストイットとか…
ルールは文字とかは使わないで、具体的だけど抽象的なバランスにして。

—おもしろいですね!すごく素敵です。
ハンカチとスカーフ、同じ四角い布でも
大きさでデザインする上での観点も変わってきますしね。

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—2枚目はどんなハンカチですか?

杏奈:これは今年のバレンタインの時のプレゼントに、
友達のワークショップに参加してクロスステッチの手刺繍をしたハンカチです。
もとのハンカチはH TOKYOのハンカチで。

陵:これは生地がめちゃめちゃよくて、よく使ってる。
こういうハンカチはぴしっとしているから、
ここぞっていうときに持ちがちだけど、
使う度にどんどん味がでてきていいって聞いてから、使い込みたくなった。

—リネンは10年後が一番美しいといわれているんですよ。

陵:本当に?すごい!まだまだ、ひよっこだ。
10年後、この刺繍はどうなってるかな~

杏奈:取れてなくなっちゃってる可能性も… 笑

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—3枚目のハンカチは?

陵:これは数年前の誕生日にもらったハンカチ。
つき合ってすぐの頃のハンカチと、最近のと、その間のと、だね。

杏奈:大切な節目にハンカチが登場している気がします。
これも枠内に相談して、靴の上にクマが乗って「RYO」と
言っているような感じにしてもらいました。

—かわいいですね!このハンカチの使い心地はどうですか?

陵:大切にしていて、実はあまり使ってない 笑
これもかせきさんのハンカチだよね。
最初はハグトンとメガネでしょっていう、かせきさいだぁとしてというものから、
かせきさん自身がの好きなものっていう風にデザインも変わってきてるね。
かせきさん、線画がうまいし、靴好きだもんね。

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—H TOKYO/swimmieを知ったきっかけは、やっぱりかせきさんですか?

陵:そう、かせきさんがH TOKYOでハンカチを作ることになって、
それでさっきの話になるけど、はじめだけデザインのお手伝いをして。

—本当にそこから公私ともにお二人にはお世話になっています。
あんなちゃんには、お店で働いてもらった時期もありましたよね。

杏奈:そう。憧れの枠内に一瞬入れました 笑

—H TOKYOやswimmieのハンカチ以外だとどんなのを使っていますか?

陵:H TOKYOに出会ってからというもの、ハンカチをよく使うようになったけど、
ちゃんと自分用にハンカチを買ったことはまだないかもしれない。
前からハンカチはノベルティーとか、もらうことが多くって。
それを持っていた気がする。
例えば、これは松本隆さんの「風街レジェンド」に行ったときにノベルティでもらったもの。
「木綿のハンカチ-フ」にちなんで、cotton 100%のハンカチなんだと思う。

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—杏奈ちゃんはどんなものを使っていますか?

杏奈:私もプレゼントとして頂いたハンカチが多いです。
あとは、たまに旅行先などで買うことはありました。
あまり手に入らないお土産的な感じというか、記念に。
ハンカチを選ぶときって柄とかも大事だけど、
やっぱりその場所での思い出とかエピソードとかも含めて
持っていたいなということが多くて。

ハンカチを使うときっていうのは、
お手洗に行って手を拭いたりとか、汗を拭くとか、
自分がほっとしたいときに使うことが多いんだけど
そういうときに、ふとハンカチを見ると
プレゼントされた日のことや、
プレゼントしてくれた人のことを思い出せて
一番落ち着く場所にいるような、自分の素にすっと戻してくれる、
そんなきっかけにハンカチがなってくれていると思うから、
ハンカチの力ってすごいなって思う。
よし、また仕事がんばるぞ、とかね。
だから、ハンカチってもらえると嬉しいです。

—そうですね。ハンカチって、一般的には漢字で「手巾(てぎれ)」と書くことから、
お別れのイメージがあって、プレゼントに懸念される方もいらっしゃるんですが、
刺繍を入れたり、メッセージカードを添えたりする一手間があるだけで、
きっと気持ちも伝わるし、とても身近なお守りになってくれる可能性を秘めてますよね。

杏奈:そう。もらったハンカチの方が愛着がわくし、ずっと大事につかおうと思うから。
もらってその良さが分かってから、私たちもハンカチを贈る機会が増えました。
ついさっきも、友人の誕生日祝いに刺繍入りのハンカチをオーダーしたばかり。
プレゼントする私たちも、選ぶのが楽しいです。                                                                             
—ハンカチの好きな使い方はありますか?

陵:うしろのポケットに入れて、ちょっとハンカチが見えるのが好き。
みせハン。さりげないおしゃれ 笑

—ハンカチをもっているっていう、清潔感のあるアピールもできますよね。

杏奈:ハンカチを持っている男の人っていいよね。
ちゃんとしている感じと、清潔感はやっぱり大事。

陵:じゃあ効果あるね 笑
朝、ハンカチを選んでいる時が一番たのしい!
ポケットにいれる瞬間がテンションのピーク。その後、完全に忘れてたりする 笑

あと、デザインが単純に好きなハンカチが、平山昌尚さんのこのハンカチ。
顔が描いてあるから、自分の顔に当てて写真撮ってみたかった。

—では今やっちゃいましょう!

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—杏奈ちゃんの好きな使い方はありますか?

陵:弁当の汁をつけることでしょ 笑

杏奈:いやいや 笑
会社で社食もあるんだけど、
ハンカチをおいて、席とりをするんです。
「私、今日はこんな素敵なハンカチ持ってますよ~」っていう、
誰も気づかないアピールをして楽しんでみたり。笑
このswimmieのハンカチがすごくお気に入りで、
吸水性もよくて、この夏たくさん使ってました。

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—わっ!うれしいです!
swimmieが初めて期間限定ショップをオープンしたときに買ってくださいましたよね。
その日のこと、覚えてますよ。

—ハンカチは何枚お持ちですか?

陵:10枚くらいかな?

杏奈:たくさん買ってるけど、プレゼントしてるほうが多かったです。笑

—ありがとうございました。
みんなの思い出のハンカチに再会できてうれしかったです。
これからもどうぞよろしくおねがいします!

・・・

田口陵
1980年11月14日、千葉県生まれ。
日本デザイナー学院卒業後、デザイン事務所 Motif入社。
現在はCIDER inc.所属。
音楽関係のデザインなどを中心に幅広く活動中。

http://cider-inc.com
http://cider-inc.com/taguchi_ryo

田口杏奈
1983年1月23日、京都府生まれ。
友人と2人でDJユニット(ココナツ・ホリデーズ)を結成。
加賀温泉郷フェス、永井博氏のエキシビジョン、世田谷パン祭りなど、
様々なイベントで活動中。

coconutsholidays.tumblr.com

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