京都店限定ハンカチ

KYOTO_Heiankyo01-1

H TOKYO 京都店では、店舗限定のハンカチ「1022」を取扱いしています。
DONNY GRAFIKSによる平安京をモチーフにしたデザイン。
ブラックとグリーンの2色展開。
京都にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

DONNY GRAFIKS
http://www.donnygrafiks.com

H TOKYO 京都
〒603-8054 京都京都市北区上賀茂桜井町77-1F
TEL 075-746-3580
OPEN 11:00-19:00
MAP http://goo.gl/ymtU3L
京都市営地下鉄烏丸線 北山駅徒歩5分
*火・水休み 2014年11月現在
KYOTO_Heiankyo_GP

swimmie 縫製特集 10.29-11.9

swimmie_sewing

swimmieでは、日本の職人による縫製のご紹介をしています。

H TOKYOの縫製は、ほぼ2種類。カジュアルやスタンダードのラインはミシンによる
千鳥縫製、ラグジュアリーやリゾートのラインはハンドロール(手巻き)による縫製です。

一方でswimmieで用いられている縫製は、ハンカチにまつわるありとあらゆる縫製、技術が
結集された宝庫です。
ある特定の工場でしか縫えない特殊な技術など、何十年と培ってきた職人による腕で
成り立っています。それこそその方にしか縫えない半世紀を超える職人まで・・・

縫製部分をじっと眺めて、その技法や技術について思いはべらすことはなかなか
少ないかもしれません。
今回は、確実に高いレベルで多品種小ロットをこなしている職人の方々のそうした
気づかれにくい小さな技術の集積をご覧ください。

swimmie 二子玉川店〔2015年1月までの期間限定〕
〒158-0094東京都世田谷区玉川3-17-1-4F(玉川高島屋S・C南館)
tel:03-6432-7588
http://swimmie.me
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swimmieのハンカチはすべて信頼のおける日本の工場で縫製してます。

職人の手で一枚一枚縫い上げられるハンドロールから、
専用のミシンを使ったものまで。
機械縫いだからといって侮ることはできません。
その機械と技術を扱える職人さん、調整をするミシン屋さんがいなければどうにもなりません。
ミシンも生き物です。
昨日まで調子よく縫えていたものが、今日はうまくいかなかったり…
糸を変えたら、デザインが変わってしまったり…ということが度々あるそうです。
油を注して、ご機嫌取りながらミシンと上手につきあっていく…

流行によって今は倉庫で出番を待ちわびているミシンたちも…
人から人へ、手を取り足を取り受け継がれていく技術。
素晴らしい技術が衰退してしまわないように、忘れ去られてしまわないように 、
swimmieでは今後も様々な縫製方法のハンカチを作っていきたいと考えています。
そんなんことができるのも支えてくれる工場の方たちがいるからこそ。

こういった観点からも小さな布の世界をお楽しみいただけるとうれしいです。

MINAMI SHIRTS 南祐太氏インタビュー

南シャツ

現在三宿店では『MINAMI SHIRTS』のオーダー会を行っています。
採寸から型紙作り、裁断、縫製、仕上げまでを一貫してシャツづくりをしている
職人、南シャツの南祐太さんに
シャツづくりのこだわりや、シャツづくりを始めるまでのお話を伺いました。

—-

■シャツ屋さんを目指したのはどうしてですか?

南:専門学校の科はファッションビジネスだったので
縫製等はやっていなかったのですがデザインもやりたいと思い始めたくらいで
そのまま卒業してしまったです。
その時なにかバイトでもしないとと思って近所の縫製工業にいったんです。
それがシャツの縫製工場だったんです。

■それがシャツとの出会いだったんですね。

南:そうなんです。学生のころからシャツブランドをやれたらなとは思っていたので
そこがたまたまマッチして。でもバイトだと思ってたので
「次いつ来ればいいですか?」って聞いたら「毎日くるんだよ」って言われて 笑
そこから自分の仕事はシャツを縫うことなんだって思ってはじめたんです。

■縫製工場では主にどんな仕事をしていたのですか?

南:百貨店のオーダーシャツを縫う工場だったのですが細かい寸法等が来るとはいえ
縫うことだけだったので型紙とかデザインに関われる仕事ではなかったんですよね。
なので縫製職人という感じでした。
もとからシャツは好きだったのでだいたいかたちには
2ヶ月くらいでできるようになりました。
そこから3年くらいもう毎日ずーっと1日シャツのことを考えていました。
仕事の間もシャツのデザインをこんなの欲しいなとか
こんな風に縫ったらどうかなとか考えて、
帰ってからはそれを実際に縫ったりもしていました。

■その後独立されたんですよね?

南:はい。工場としての仕事ではなく、もっと自分のデザインでちゃんとしたものを
作れる職人になろうと思って独立しました。
それが23歳とか24歳のときです。
独立したあともオーダーシャツの仕事をもらって
自宅のアトリエで縫っていた感じです。
そこから7年なので意外と長いんですよ 笑
お店を作ったのは去年から今年にかけてなのでだいぶ最近の話です。
アトリエ兼お店みたいな感じです。

■ずっと地元にいらっしゃいますよね?やっぱりお店も地元だったんですね。

南:そうですね。店を出すのはずっと無理かなと思っていたので
自宅の1階でやればできるかも!と思って始めたんです。

■簡単にシャツの出来るまでの行程を教えてください。

南:まずは採寸をして型紙を作ります。
この型紙がうまく引けるかで8割9割が決まるんです。
伸びる生地や縮む生地があるので生地によって寸法を変えたり
クリーニングをかけるかなど
お客様と話しながら型紙の作り方を考えますね。
それがBe Spokeかなと。
あとは生地にアイロンをかけて縫ってからボタンホールとボタンをつけて、
仕上げをして完成です。

minami02

■シャツ作りにおいての南さんのこだわりは何ですか?

南:縫製工場で朝から晩までかなりたくさんの枚数を縫って来たので
縫い方とかきれいに縫うとかはもうできてあたりまえのことだと思っていて
それはこだわりというよりか当然のところで、
こだわりと言えばやはり型紙ですかね。
お客さまの体型のくせをちゃんと取って
「こういうのがいいな」っていう声を大事にしています。
なのであまり決まり事に捕われないです。
話しながら一番いいかたちを作れるというのが自分のこだわりかなと思います。
スタイルよく見せるためにシャツをつくるって難しくて
他の例えばジャケットみたいに肩パットや暑い芯地が入れられるわけでもないので
かたちが作りづらいんです。きれいに身体に沿わせすぎても美しくなくて。
そのいいところを狙う感じです。

■シャツ業界の今はどうですか?

南:オーダーシャツ職人の業界ってあんまり若手がいないんですよ。
だいたい60代〜70代で皆さん下請け職人で
個人が前に出て採寸から縫製・仕上げまでやるっていうことが全然ないんです。
だからオーダーシャツの良さをもっと広めないといけないと思っています。
「Made in 職人」というかどこの誰が作っているかという部分を大事にしたいなと。
とにかく職人の店が無いんですよね。
オーダーシャツを縫っている工場も少なくなってきてしまったし
オーダーのジャンルも色々ですが、本格的なオーダーシャツを作っているところが
あまりないように思います。

■今回提案するデザインのポイントなどはありますか?

南:ベーシックなラインは自分の中で思う「国ごと」という感じです。
例えばスーツだったらイギリス、イタリア、フランス、アメリカとかが
主流ですがそのシャツ版と言った感じです。
その他カジュアルで着られるようにちょっとデザインを施したものもあります。
でも特にメンズのシャツってベイシックなものが基本だと思っていて
普通のシャツをかっこよく着てもらうのがいいのかなと思うんです。
なんかいいねと言ってもらえるものにしたくて。
デザインと言っても型紙の方でするデザインという感じですかね。

■今後の南シャツさんについて教えてください

南:本格的なシャツのオーダーはそんなに知られていないので
皆さんに見てもらえるような仕事をしないといけないなと思っています。
体型に合うものがなかなか無い方とかが気軽に
ここまでの仕上がりでこの値段でできるっていうところも
大事にしたいかなと思います。

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