手を拭くのに良いハンカチは何でしょう。
まず思いつくのは吸水性がどれくらいあるか。
吸水性といっても、どれくらいの量を吸い取れるかと、どれくらい早く水を吸い取るかと、2つの点で考える必要がありそうです。
吸水性を決める要因は、専門的には糸自体の品質、番手、撚りの回数、また整理加工などによって、変わってきますので簡単には言えません。
一般に単純化して判断する方法としては、ハンカチを持ってみてしっかりしているかどうか。糸がしっかり織られていていれば生地に張りがあって、それなりの重みもあり、糸をそれだけ沢山つかっている、だからその分水を吸いそうだと判断できます。
同じ考えで厚さやサイズが目安になります。
ダブルガーゼのような素材は、名前の通りガーゼが2重になっていますので、しっかりと拭けます。普段タオルを使うタオル派からハンカチへの乗り換えとしてお試しされるのも良いです。
大きければ、それだけ拭ける面積も増えますので、サイズを一つの目安にしても。
ハンカチは45cm程が多いですが、50cm位の大判もあります。
ただし大きかったり、厚かったりすればそれだけ、ポケットの中でかさばることにもなりますのでご注意を。
夏場や外回りが多い人は2枚持ち歩くというのも(ハンカチだけに)手です。
次回は、具体的な素材や持ち歩くスタイルについて、見ていきます。