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IIDを昨年末で退職し、いよいよ本業(?)に専念。
H TOKYOを運営しているオールドファッションという会社について、改めてお伝えします。
4、5年前中国の友人と一緒にアモイからバスに揺られて4時間ほどの福建省の奥地にいった。客家円楼という建物が並んでいる集落群。現在は世界遺産にも登録されているので目にされた方もいるかもしれない。
客家というのは、北方から何を逃れてきた漢民族で、独特の文化を築いてきた。建物の形がその象徴で円筒で中が空洞の3階建てほどのそれは、ひとつの集落や村、コミュニティの単位となる。1階には炊事場、集会所など共同生活をするのに必要なものが揃い、上の階ではそれぞれのベットなどの部屋がある。教育等にも力をいれている客家は、中国のユダヤ人と呼ばれ、 小平、李 登輝といった人物や海外で活躍する華僑などさまざまな有力者を輩出してきた。
 自分はこのときに体感したひとつの集合体でのコミュニティ、文化の発信というものを自分の力で生み出したいと感じ、その象徴的な形から想起し、自分の好きなドーナツの名前から会社名をつけた。
ひとつひとつの事業が新たな文化発信、ひとのこころに響く創造性の高い事業であること。そしてそれが100年経ってもかわらず革新し、ひとびとの感性に訴えかけるものであること。それぞれの事業が有機的に結びつきひとつの文化をなすこと。これが自分ののぞむ会社の理想の形。
H TOKYOはそのスタートにすぎない。衣食住いずれでもかまわない。
今年は寅年にちなみ・・・虎関係が事業にでてくるかも。
現在、うちの会社の宣伝活動で、ミスタードーナツが大々的にキャンペーン中。
「オールドファッションの殿堂。」
というのは嘘ですが、ドーナツおいしそうです。
この前自由が丘を歩いていたら。ドーナツプラネットの向かいに、はらドーナッツが出店していて、ドーナツ戦争?勃発中。うちもここに堂々とドーナツ屋をだしてみたい(いつか)