日本のグラフィックデザインの黎明期を牽引した、デザイナーの河野鷹思さん。
1950年に発刊され、河野さんが挿絵を手がけた小出正吾著の児童書『りんごの村』が昨年復刻され、新装版として発売されました。
記念にいっしょにハンカチをつくらせていただくこととなり、河野鷹思さんのお嬢さまである葵・フーバーさんのりんごのイラストとともに、2枚のハンカチが生まれました。
葵さんのハンカチは姉妹ブランドのswimmieから発売されています。


河野鷹思さんのみずみずしく鮮やかなりんごが美しい、新装版『りんごの村』。

小出正吾【文】/河野鷹思【絵】
しんじること、かんがえること、はたらくこと、たのしむこと。
人間の欲や真心、自分らしさとはなにか。
戦後に生まれた心に響く物語を、新鮮で素晴らしいイラストレーションとともに楽しめる児童文学です。
(出版社紹介文より)


|りんごの村
『りんごの村』(小出正吾作)を開くと目に飛び込んでくる
見返しのイラストレーションがモチーフです。
挿絵は河野鷹思。長女・葵フーバーの想いが復刊へ繋がり、
時代を越えて、りんごのハンカチが生まれました。


|swimmie 葵・フーバー / [mela] 庭のりんご
暑い暑い夏
庭のりんごの木、たくさんの実がなった
ときどき、ポトンポトンとおちる
落ちたりんごをなげると
ネコのsabatoがピュ~ンと追いかける
秋になると
それぞれに表情のちがう色となり・・
焼いたりんごが今日のおやつ

ハンカチの発売、本の書籍の復刻を記念してフェアを開催中です。
店舗限定で、書籍『りんごの村』も取り扱っています。
子どもといっしょに、大人も楽しめるフェア、ぜひお越しください。
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■ 2人のりんご
2/3-2/14

*書籍『りんごの村』取り扱い期間
2/3(土)-14(水)
*書籍『りんごの村』取り扱い店舗
H TOKYO三宿本店・丸の内店、
OLD-FASHIONED STORE TOKYO、オンラインストア

河野鷹思
1906年東京神田生まれ
1950年『りんごの村』(小出正吾作)の装幀と挿絵を手がける。
2023年アノニマスタジオより『りんごの村』が復刊。デザイン:山本和久(Donny Grafiks)