一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、
ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、
お伺いしています。
25人目は弊社のパッケージをつくってくださっている
ザ・パック株式会社の中川朋美さんです。
幼い頃から当たり前にハンカチを使われている中川さん。
飛び込み営業で来てくださってから、早4年。
中川さんのやわらかなお人柄と熱意で弊社を支えていただいています。
お仕事についてのお話もお伺いさせていただきました。
—1枚目はどんなハンカチですか?
このハンカチは大学卒業の時に部活の後輩たちから
サプライズでいただいたタオルハンカチです。
プレゼントなんてもらえると思わなかったのでとてもうれしくて。
一枚一枚、その人の雰囲気にあったものを選んでくれたみたいです。
―猫好きだったり、飼っていたりするのですか?
そうではないんですが
猫なんだーって思いました 笑
―どんな部活をされていたのですか?
写真研究部に所属していて、暗室があったので、
プリントまでやるのが醍醐味という感じでした。
今も遠くにいくときはカメラを持っていっています。
それと、和太鼓もしていました。
今までみたことがない感じでとてもかっこよくて、
聞く人も老若男女共通して楽しめるのがいいと思って始めました。
—和太鼓も似合いますね!
大学ではどんな勉強をされていらっしゃったのですか?
総合政策学部という学部だったのですが、
経済、法律、国際文化などいろいろなゼミがあるので、
その中から自分の好きな事を見つけて勉強するというような
自由な学部でした。
私は美術史が好きで、卒業論文はイギリスの
アーツ・アンド・クラフツだったのですが、
生活の中の美術に興味があって、
見る絵画よりは壁画やテキスタイルなどに興味を持っていました。
—2枚目のハンカチはH TOKYOのものですね。
はじめてH TOKYOさんとお仕事をさせていただくことが決まった時に
記念に購入したハンカチです。
色も柄も好きだったので絶対これにしようと思っていました。
青が好きで部屋も青が多いんですよね 笑
もう4年くらい前になるので、
洗いすぎて少し色が褪せてしまったんですが、
生地がくたくたにはならずに、まだしっかりとハリがあるので、
H TOKYOさんのハンカチはとてもいいものなんだと感じました。
―飛び込みでH TOKYOに営業にきてくださったんですよね?
中川さんといえば、夏の暑い日にたくさんの紙をかかえて
自転車で来てくださっていた姿が忘れられません。
そうなんです。
オーナーさんがたまたまお店でお仕事をされていたタイミングで
直接お話を聞いてくださったんです。
IID※に行ったときに、お店を見つけて気になってはいたのですが、
そのときはお店には入らずに、
あとでホームページで調べてから行きました。
ハンカチ専門店というのは私はあまり聞いたことがなくて、
おもしろいなと思いました。
何かお手伝いができたらいいなと思い飛び込みました。
※世田谷ものづくり学校:池尻にある廃校となった中学校舎を活用し、
2004年にスタートした複合施設。
—営業の方にお越しいただく機会は多いのですが、
私たちでは判断ができないことなので、
いつもはオーナーに伝言をしているのですが、
ちょうどオーナーがいるタイミングで中川さんがいらっしゃったのも
ご縁を感じますね。
そして中川さんの熱量もオーナーは感じたんだと思います。
本当にいいタイミングでした。
ものづくりにこだわられているこそ、
こちらもこだわってやりたいと思いました。
—営業に行かれるときはどんな準備をされるのですか?
お店の雰囲気をみないとどういうものを提案していいかわからないので、
商品などをみて提案をするようにしています。
弊社のカタログをみてもどんな会社かなかなか伝わらなかったりするので、
実際のサンプルをお持ちして雰囲気をみてもらったりします。
—H TOKYOにはどんなものを提案していただいたのですか?
国産でこだわられているので、
国産の紙袋で、素材感はつやつやしてない、
化学的ではないほうがいいと思い、
国内の工場で製造ができれば「Made in Japan 」と
ショッパーに印字できることも提案させていただきました。
—さすが、的を得ていますね!
そして、3枚目のハンカチはswimmieですね。
そうですね。
これはswimmieさんが立ち上がったお披露目の
展示の時に一目惚れをして購入しました。
色も素敵ですし、なんといっても詩がかいてあるというのが
めずらしくて。
—ありがとうございます。
どちらも節目節目の記念のハンカチですね。
そうですね。
そうではないときにも購入させてもらっているのですが、
今日使っているお芋柄のハンカチは
出雲大社に行った際にちょうど持っていっていたら
出雲のメガネ屋さん(シマネヤさん)で、
ウインドーに飾ってあって!
思わず写真を撮ってしまいました 笑
その他にも、H TOKYOやswimmieのハンカチを見つける
機会も多くてうれしくなります。
—いつも贈り物にも選んでいただいていますよね。
ありがとうございます。
従妹の卒業のお祝いにハンカチに刺繍をいれてもらったり、
祖母にもプレゼントをさせてもらいましたね。
ちょっとしたものを贈りたいなというときに
女性ならまだ思いついたりするのですが、
男性は何をあげていいかわからないので迷うのですが、
そのときは毎回利用させていただいてます。
この色のイメージかなというものを選んで、喜んでいただいてます。
—ハンカチのこだわりはありますか?
普段、服も派手なものをあまり勇気がなくて
流行廃りなども考えるとチャレンジができないタイプなんですが、
ハンカチなら自分の好きな色や柄を
顔に合う合わないを考えずに遊べるのがいいなと思っているので、
洋服ではないような柄を選ぶようにしています。
焼き芋やフグ柄なんて好きですけど、なかなか着れないですし 笑
—好きなハンカチの使い方はありますか?
シンプルに手を拭いたり、汗を拭いたり、膝にかけたりですね。
—毎日ハンカチは持ち歩きますか?
絶対持っていきます!
ハンカチ、ティッシュ、携帯電話、財布は絶対です。
忘れた日には一日ブルーになるので絶対忘れないようにしています。
—幼い頃から持っていましたか?
そうですね。ずっと持っていましたね。
ハンカチというよりはタオルハンカチが多かったと思います。
ハンカチが好きっていうよりは
あって当たり前、ないと不便と思っていましたね。
あとは、嫌な記憶ですがハンカチをポケットに入れたまま
洗濯に出して、母に怒られるとか 笑
—幼い頃に使われていたものはどうされていますか?
それが不思議なことにないんですよね…
どこに消えてしまったんでしょう… 笑
—意外とハンカチあるあるかもしれませんね。
ハンカチにまつわる思い出はありますか?
今まではハンカチにこだわってはいなかったのですが、
やはりオールドファッションさんと
お仕事させていただくようになってから
柄とかを気にするようになったのと、
タオルハンカチが先程のもらったもの一枚になりましたね。
—ハンカチは何枚お持ちですか?
あまりモノを持たないので全然すくないのですが、10枚くらいですね。
—では、毎日持っていらっしゃるので、ヘビロテですね!
そうですね。
なので、気にいっているものはあまり平日には使わないようにしています 笑
—ちなみに、どうしてザ・パックさんに入社されたんですか?
もともと、ものづくりをしたいと考えていました。
幼いころから、紙や色に興味があって、
例えば、美術館にあるチラシをコレクションしていたりしました。
紙関係で印刷がいいかなと思って就職活動中に探していたのですが、
その中でパッケージに特化している会社がある事に気づきました。
実際に美大に通っていたわけでも、デザインができるわけでもないのですが、
ものづくりをしたいという欲張りな願望があって、
それが叶いそうだったので志望し、ご縁がありました。
※現在ご担当いただいている上原さんもご一緒にきてくださいました。
—営業で飛び込みなんて、相当緊張するだろうなって思いますが、どうですか?
そうですね。
始めのほうは「あーやだなー」と思ったりもしましたが、
その内、普段知らない業界の方とお話ができたり、良い方々に出会ったり、
それが楽しいな、本当にそこだなって思います。
世の中、いい人ばかりだなと思います。
この仕事が好きです。
—仕事が好きだということが中川さんから本当によく伝わります。
私たちも他の業界の方とこうやってお話させていただく機会があり
とても楽しく勉強になります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
—
中川朋美
6月20日生まれ。B型。
色と紙とものづくりが小さいころから好きで
2010年ザ・パック株式会社入社。
東京生まれの田舎好き。趣味は緑の中を歩くこと・旅行など。