一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、
思い出など、ハンカチにまつわることを、
H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、
お伺いしていきます。

27人目はH TOKYO三宿店スタッフの飯田百恵さんです。
信じられないことに大学生、高校生、中学生の
3人の子供の母でもあります。
少女のようでもあり、しっかりお母さんでもある飯田さんは
スタッフからもとても信頼されている
三宿店のマスコット的存在です。
勤続6年目になる飯田さんは
どんなハンカチが好きなのでしょうか。

—たくさんハンカチを持ってきていただきましたが、
お持ちいただいたハンカチの好きなところ、おすすめのポイントは?

H TOKYOとswimmieのハンカチの中からいくつか持ってきたんですが、
まずはswimmieのリネンのブロックチェックハンカチですね。
どうしてかよくわからないのですが、
この素材感や懐かしい感じがするところや、
大きな黒のチェックがすっごく好きなんです。
縫製がほつれてしまって、ボロボロになってしまったんですが、
それすらも可愛く思っています。

—京都店のスタッフの清野さんも好きなハンカチに
同じハンカチをあげていて、
同じようなことをいっていましたね。
つい最近再入荷したので、私もほしくて買ってしまいました。
※清野さんの「私の好きなハンカチ」

そうでしたよね。
このハンカチの持つ雰囲気が好きでついつい引き出しから取り出してしまいます。
このハンカチだけではなくて、ブロックチェック柄にキュンとして
胸が締め付けられるんですよね。
ブロックチェックへの愛がね…笑
息子たちもハンカチを毎日使っているので
この2枚は息子たち用に買ったものです。
洋服だと持っていないのですが、ハンカチだと見たら
買わずにはいられなくなってしまいます。
それとヘリンボーンもそういう気持ちになります。
あったかいというか、なつかしいというか。
そういうものをハンカチに求めている気がします。

—次はどんなハンカチですか?

これはH TOKYOの細かいドットのハンカチなのですが、
本当は規則正しく並んでいるものが苦手で 笑
怖いもの見たさみたいな感覚と少し近い気もするんですが
気持ち悪いと思いながらも惹かれるものがあるんです 笑
このドット柄は気持ち悪くはないですし薄い生地感も好きで、
2サイズ展開していたのですが、どちらのサイズも持っていました。
子供の野球の応援などで外で過ごす時間が多いので、
大きい方は日除けとしても使っていましたが、
つい先日グランドに忘れてしまい無くなってしまいました…

—わ…残念ですね…

そうなんです。
なぜか大切なお気に入りのものばかりどこかに忘れて
なくなっていくんです…
バッグや洋服のポケットに入ったままになっている
ものもあるかもしれません。

—次のハンカチもいいですね!
スタッフの所持率が多いハンカチですよね。

そうですよね。
これもすっごく好きでキュンときます。
ゴブラン織りの感じも色も全部好きです。
これはプリントされたゴブラン織風なんですが、
荒い折り目の織物が好きなのかもしれません。

—次のシリーズは少し年季を感じますね。

これは中学生の頃に使っていたAtsuki Onishiのハンカチと
高校生の頃に使っていたKENZOのハンカチです。
このAtsuki Onishiのハンカチは結構持っていましたが、
残っていたのはこの一枚でした。
親からハンカチを持つように言われていたわけではないんですが、
好きで毎日持っていましたね。
お小遣いで自分で選んで買っていました。

—中高生にしてはちょっと渋めですね。

そうですよね。
デパートのハンカチ売り場で買っていた記憶があります。
小さいハンカチではなくて大人の大きめのハンカチが好きでした。
自分のお金で買える身近なもので、
制服でもテンションをあげられるものだったんじゃないかなと思います。

小学生の時は制服の腰あたりに安全ピンでハンカチを
留めているお友達がいて、それを自分で真似てやっていました。
そういうのに憧れていたんですよね。きっと。

—小さい頃からハンカチをお持ちですが、
ハンカチが好きだったんですか?

「ハンカチが好き」って思ったことはなかったんですが、
ファッションが好きだったのでその中の一部だったと思います。
でも、ハンカチ屋に勤めてからこんなに意識するようになりましたね。
この機会に改めてハンカチのことを考えたのですが、
服飾の学校を卒業したので、
小物とか子供のものは手作りで今までいろいろ作ってきたのですが、
ハンカチだけは作ったことがなかったんです。
今でも作ろうとは思わないですし。
四角く縫うという簡単なことに思えるのに、なんでなんですかね。
洋裁をする人は多いのに自分でハンカチを作ろうって思う人は
少ないと思うんですよ。
だから、ハンカチ屋さんていいなって思います。

—たしかにそうかもしれませんね。
ハンカチって本当に奥深いですよね。

—こちらのシリーズはハンカチ?ですか?

卒業旅行にイタリアに行った時に購入したものなのですが、
これは素敵だからみんなに見せたい!と思って持ってきたのですが、
ハンカチだと思ってずっと大事にしていたのですが、
久しぶりに出してみたら、どうやらカトラリーを置く
ナプキンだったようです 笑

—でもすっごく素敵ですね!
このお茶目な柄も手刺繍の技術もすばらしいですね。
お宝ですね。

きっと気に入ってくれると思っていました!
ハンカチではなかったけど、見せられてよかったです。

—毎日のハンカチ選びはどのようにしていますか?

その日の洋服に合わせることが多いですね。
差し色にするときもあれば、素材感だったり。
でも持っていくのは一枚だけではないので、
そういうのを一枚は選んで、
だいたい毎日2,3枚を持ち歩いています。
1枚はポケットに入れて、2枚目以降はバッグにいれています。
使わなかったものを取り出し忘れて、
気づいたらバッグの中にたくさんのハンカチ入っていることもありますね。

—昔から2,3枚はハンカチを持ち歩いていたんですか?

やっぱりH TOKYOで働き始めてからですね。
それまでは1枚でした。
持ちたいハンカチが増えたからですね。

—ハンカチを買う時のこだわりはありますか?

もう好きか嫌いかですね。
だからそのときそのときで全然好みが違いますね。

—好きなハンカチの使い方はありますか?

口を拭く、顔を抑える、膝に敷く、鼻をかむ、
テーブルを拭く…とかスタンダードな使い方も好きですし、
大判のハンカチは日除けにしたり、頭に巻いたり、
ファッションとしても使います。

—ハンカチは何枚お持ちですか。

数えたら56枚ありました。
本当はもっとあったはずなんですが、
さっきお話したように、なくなってしまったものも多くて…

—ちなみにH TOKYO/swimmieのハンカチを知ったきっかけは何ですか?

三宿店の近所に住んでいるので、お店の存在はずっと知っていたのですが、
なかなか入るきっかけがなかったんです。
贈り物をする機会があって、子供用ハンカチに
刺繍を入れてもらったのが初めてでした。
子育てもしていたので自宅からも近いし、
ゆったりとしたお店の雰囲気が素敵だったので、
こんなところで働けたらいいなと思い、勇気をだして
「募集してますか?」って電話をしました。
その時は残念ながら募集をされてなかったのですが、
そのあとしばらくしてたまたまHPを見ていたら、募集されていて、
緊張感もあったし近所だからだめだったら辛いなとかも考えて
なかなか応募できなかったんです。
それで結構ギリギリになってしまったので履歴書を直接届けに行きました。

—その時のことを私はよく覚えていて、
「あの人と一緒に働けたらいいよね」と一緒にお店にいた
スタッフと話していました。
今、こうやって6年も一緒に働けていてうれしですね。
入った当初と今とでは違いがありますか?

全然変わってないなっていうことろもありますし。
んー難しい質問ですね。
今はハンカチを求めてお店に入って来てくださる方が圧倒的に多いですね。
先日、息子の担任の先生に「日本一のハンカチ屋さんですよね」って言われたのはびっくりしましたね。
そういうこともあって、H TOKYOの浸透率が違うかなと思います。
あとは、ハンカチというアイテムを扱う雑貨屋さんも増えましたね。

—飯田さんのおかげで近所のお客様が入ってくださることもありますよね。

みなさん、やっぱり入りづらかったんですよね 笑
こんなところがあるんだって、近所のみなさんに知ってもらえて
よかったなと思います。

—ハンカチにまつわる思い出はありますか?

18年前くらいにnakabanさんの絵がとても好きで
展覧会があったので、どうしてもみたくて
レンタカーで夫に運転をおねがいして、
生まれたばかりの娘も一緒に連れて行ったんです。
それくらい好きだったのですが、
近年あまりnakabanさんの活動をおえていなかったのですが、
思わぬカタチでswimmieのハンカチとして
再会したことがすごくうれしかったです。
そのときの自分のことを思い出したりして、
胸がいっぱいになりましたね。

—ありがとうございました。
nakabanさんのハンカチが発売されることを知ったときの
飯田さんの興奮具合が今でも忘れられないです。
また、6年一緒に働いていましたが、
小学生からハンカチをきちんと持っていた
というお話をきいたのは初めてでした。
三宿店は9周年を迎えますが
これからもキュンとするハンカチとの出会いを
一緒に楽しみ、お客様にお伝えできたらなと思いました。

飯田百恵
お店では、接客を中心に刺繍などもおこなう。
刺繍の世界は奥が深く、定番の刺繍に加え、オリジナル刺繍も勉強中。
今年の秋こそなにも考えず、
ひたすら編み物に没頭するだけの時間がほしい。
3児の母。