ハンカチを使ったスリ被害にご注意その2

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以前書いたハンカチを使ったスリ被害にご注意。という記事。
先日、大阪に行った際に撮ったその看板です。
描かれている泥棒は、何かどこかコミカルで、思わず許してしまいそう。
ハンカチを落とすというのもすごく古典的な手法。
手法いかんに関わらず、もちろんハンカチをつかった詐欺は断固反対です。
決して許すわけにはいきません。
最近は振り込め詐欺が横行していますが、以前読んだニュースでは大阪での被害は他と比べると少ないそうです。ボケとつっこみの文化があるからでしょうか。
逆にこのハンカチの詐欺は、大阪人の人の好さ、親切心を逆手にとった巧妙さがあると変に感心してしまいます。だからわざわざ看板をつくるほど、被害があったのでしょうか。
大阪にいくと何かとその親切さを感じます。おせっかいを焼いてくれるというか。
きちんとひとりひとりにおもてなしをし、温かく迎える。ただハンカチを買うのではない。お店でもそんなことを大事にしたいと思います。

新しいハンカチが入ってきました。

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つい先日というわけでもないですが、ちょっと前にシャツ生地の産地、兵庫県の西脇で生地を買い付けてきました。続々と新しいハンカチがはいってきています。どんどんホームページにあげていきたいのですが、なかなか追いつかず・・・お楽しみに。お店には少しずつ並んでおります。
西脇のこと、工場のことなど、ご案内していきますので、こちらもお楽しみに。

H TOKYO ハンカチ宣言

ハンカチはなくなってしまうのだろうか?
アメリカでは百貨店の売り場からハンカチがなくなったという記事を読んだことがある。
実用主義、合理的な考え方をするアメリカでは、実際にそういうことがあるだろう。
家やオフィスには空調が完備され、移動は車で汗をかかない。
トイレに行けば、手をかざせば空気の力で水気を吹き飛ばしてくれる便利な機械が設置してある。
世の中とても便利になった。
汗をかかない。
手もふく必要がない。
ハンカチは今やお別れのときに差し上げる手頃な送別の品になりさがってしまった。
なんだかブランドが刺繍されていて、気軽な価値があるようなてっとり早い贈り物になってしまった。
今やどれも持ち歩きたくない。タンスにあふれかえる見知らぬハンカチの数々。
ババ抜きのJYOKERのようにハンカチを押しつけ合って、ようやくそのことにひとびとが気付き始めている。
自分が選び、買いたいハンカチはどこにいってしまったのだろうか。
ハンカチ自体の意味はどこにあるのだろうか。たった一枚の布きれ…
そのうちハンカチは消滅するのだろうか。
今や世の中にハンカチは必要ないのだろうか。
汗もかかない、手もふかない。
それでも隣にいる女性が涙を流しとときにそっと差しのべるものはなんだろうか。
それは嬉しく感動の涙かもしれない。悲しいお別れの涙かもしれない。
いずれにしても、
男が紳士である限り、ひとにこころがある限り僕はハンカチを作り続けよう。
その瞳にきらめくものがある限り…

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